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大人も子どもも「できた(could)」を実感  生きた遊びを通じ「好き」を見つける場に【すてきびと】

廣永 芳伸さん
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(一社)「de could」代表理事 廣永 芳伸さん

廣永 芳伸さん
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1972年、熊本市生まれ。30年間、保育士として熊本市の保育園に勤務。今年3月に退職後、(一社)「de could(デクッド)」を立ち上げる。今年10月、親子で楽しめる体験遊び場「de could」をオープン。熊本市で家族と暮らす。

自然遊びやものづくり、収穫体験など、親子で楽しめる遊び場を熊本市北区万楽寺町で運営しています。

長年、保育士として充実した日々を送っていましたが、旧万楽寺公民館が売りに出されていると聞き、子どもたちが遊びを通して自ら考え、学びを得られるような場を作ろうと決意。早期退職し「de could」を立ち上げました。地元からも「山や畑を自由に使ってほしい」と賛同者が多数。「『集落に子どもたちの声が響いているとうれしい』と言ってもらえると、ありがたいですね」

活動は、おのを使って朽ちた木の中にいる幼虫を捕ったり、のこぎりで工作をしたりとさまざま。「危ないからさせない、のではなく、道具の安全な使い方を教えることが大人の責任。集中し、目を輝かせて取り組んだ経験が子どもを成長させます」

廣永さんが幼少期に関わった大人たちから当時の自分の様子を聞いてうれしかった経験から、「子どもたちが大人になった時、気軽に会いに来てくれて思い出話ができるような存在でありたい。そのためにも、好きなことを見つけられる場を提供していきます」

フィンランド発祥のスポーツ「モルック」やテントサウナも楽しめます

Information

「de could」の情報は下記ウェブサイトから。
https://de-could.com

記事内の情報は掲載当時のものです。記事の公開後に予告なく変更されることがあります。

廣永 芳伸さん

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