美術館跡をギャラリーに活用 気軽に“アートを楽しむ場”に【すてきびと】
目次
白水郷アートプレイス 館長
赤坂 幸紀さん
南阿蘇村にあるギャラリーで、村内外のアーティストの作品展示やワークショップなどを企画・運営しています。
長年、美術館などの展示企画に携わっていた赤坂さん。南阿蘇村で工作コーナーを併設するカフェを営む中、村の美術館が閉館し、売りに出されることを知りました。「長年アートに関わってきた経験を生かし、誰もが気軽に“アートを楽しむ場”をつくりたい」と、購入を決意。2023年に開館しました。
館内には現代アートやイラストなどさまざまな作品を展示販売するギャラリーのほか、地域の作家の作品を並べたコーナーも。「村にはガラス細工や雑貨などを手掛ける作家さんがたくさんいらっしゃいます。多くの方に見てほしいですね」
また、南阿蘇の食材の素晴らしさを知ってほしいと、地産地消をコンセプトとするカフェも併設。使用する野菜を地元の農家に持ってきてもらうことで「アートに触れる機会になれば」と話します。今後は講演会やアート塾を開くなどの構想も。「世代を超えた多種多様な人たちが、アートを通じてつながり合う場にしたい」
Information
「白水郷アートプレイス」の情報は、下記Instagramから。
https://www.instagram.com/minamiaso_style/