“ちょい足しレシピ”で健康的に【つんどく よんどく】
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心も体ももっと、ととのう 薬膳の食卓365日
「週に一度は自分で料理をしよう」。何度誓い直したか分からない、残酷な私のテーゼだ。カップ麺とお茶漬けを料理にカウントしてもいいなら、少し近づくのだが…。
コロナ禍における健康志向の高まりにより、注目度が上がっている薬膳。何やら難しそう…。みそ汁もロクに作れない私はそう思っていた。が、本書を読んでちょっと考えを変えた。薬膳とは、ライフスタイルに合わせた“ちょい足しレシピ”で、家庭料理やスーパーで買った出来合い料理に、各々の体調に合わせた食材を1~2品目、追加するだけでOKという。カップ麺のキムチ載せやお茶漬けのキムチ載せも、薬膳と呼んでいいのだ!
本書のテーマは「医食同源」。「健康と食事は同じ」ってこと。私はその格言に従い、まずはジャンクフードとコーラを控えよう。そして、即席料理にもひと手間加えるよう意識しよう。そうすればいつか、習慣的に料理が作れるようになるはずだ。千里の道も一歩から、である。
紹介するのは
寒い日は読書! 私のベストブックは横山光輝著『三国志』。皆さんは何でしょう。