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陰謀渦巻く時代 才女の処世術【つんどく よんどく】

面白すぎて誰かに話したくなる 紫式部日記
著者:岡本梨奈 リベラル社 18×11cm 990円

目次

面白すぎて誰かに話したくなる 紫式部日記

今年の大河ドラマの主人公は紫式部ですね。かの有名な『源氏物語』の作者ですが、素顔はどんな女性だったのか、一足先に知りたいものです。

紫式部が宮中での様子を中心に書いたものに『紫式部日記』があります。自身のことはもちろん、同僚やライバルのことなども記されており、彼女の性格や処世術をうかがい知れます。宮廷儀式などの歴史を知る重要な資料でもあります。

とはいえ古典ですから、読むのは容易ではありません。ところが今回ご紹介させていただく『紫式部日記』は小難しい知識は一切不要。予備校の超人気講師・岡本先生による解説で、さながら現代のSNSを見ているようです。時代背景や歴史の重要事項も理解でき、「なぜ面識のない清少納言を酷評したのか」、その背景も見えてきます。

陰謀やクーデターも渦巻く時代に、したたかに生きた才女。現代の私たちと同じように悩んだり、ぐちったり、キレたりして。ちょっと共感できる女性だったのかもしれません。

紹介するのは

金龍堂 まるぶん店 尾方 友紀さん

金龍堂 まるぶん店 尾方 友紀さん
「ほうじ茶ラテのしみる季節ですね」

記事内の情報は掲載当時のものです。記事の公開後に予告なく変更されることがあります。

面白すぎて誰かに話したくなる 紫式部日記

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この記事を書いた人

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