性別、世代を問わず心得たいこと【つんどく よんどく】
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38歳から自分らしく輝く女と伸び悩む女の習慣
「38歳は人生のターニングポイントです」─。前書きの一文を読んで、私はハッとした。
自分の30代後半はどうだっただろう。特にターンはしていない気がするが、よくよく考えると、「生き方」についての哲学が大きく変わったのが37、8歳の頃だ。
本書は、熊本出身でさまざまな職歴を経てキャリアカウンセラーとして活躍する著者が、人生の折り返し地点を生きる女性に向けたメッセージ集だ。女性が美しく輝かしい未来をつかむために、大切にしたい37の習慣を提案している。
内容は女性だけに当てはまる事柄ではない。「メンターたれ」とか「ケセラセラ」とか、男性も、また世代も問わずに心得たいことだ。ドラッカーの「3人の石工」のエピソードは特におススメだ。
「なんか俺、最近行き詰まってるな」とお悩みの男性の方々にぜひ読んでほしい。明日から、より自分らしく、美しく生きられるような気がして、スッと心が楽になるだろう。
紹介するのは
芥川賞作家・九段理江さんの趣味は筋トレ。そう、本と筋トレは相性抜群 !