声を上げ、闘う力を呼び覚ます【つんどく よんどく】
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暗闇のなかの希望 増補改訂版
2003年、イラク戦争が始まった際、「希望を擁護する」ために作家・アクティビストであるレベッカ・ソルニットによって書かれた本書。その言葉は、当時よりもむしろ今の方が力強く響くかもしれない。
例えば現在のような、パレスチナの惨状と、それを世界が止められない状況の中では、希望なんて何の意味があるのか、なんて考えに落ち込みそうになる。だがこの本を開けば「いやいやお前なんかが安易に絶望とか憂うつに浸るんじゃねーよ! できることをやれ!」と思い直し、踏み止まる力を引っ張り出せる。
「取り組む全てのことを変えられるわけではない。しかし、取り組まない限り何ひとつ変わることはない」。本書にはこんな言葉が引用される。世界は本当にろくでもないが、それでも良い変化は小さくとも絶えずある。それは必ず、声を上げ闘う人たちによって起こされる。
冷笑なんて幼稚なことをしている暇はない。はっきりと言わなければ。まず、ガザの虐殺を止めろ。
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誰かポケモンスリープのフレンドになってください