自給自足の村の生活やレシピ紹介【つんどく よんどく】
目次
からだをなおせるのは自分だけ
伊豆半島の山奥で自給自足の暮らしを送る「ふるさと村」を主宰した故秋山龍三さん。肥満や不眠、アレルギーなど、さまざまな病気や不調に悩む人を「食」で健康に導いてきたそうです。
著者の山田剛さんは、本や雑貨を扱う「ヴィレッジヴァンガード」の社員でしたが、秋山さんの「食養」の考えに感銘を受けて、ふるさと村に移住しました。秋山さん亡き後も、伊豆に「食養ごはん」を食べにくる人や、病気の療養に来る人を迎えています。
本書では「秋山龍三の言葉」を軸に、ふるさと村の食養生活やレシピを写真やイラストと共に紹介しています。自然への思いや戦争体験などから発せられた秋山さんの言葉やエピソードを知り、食養への理解を深めることができます。
自分を治すことができるのは、自分自身の免疫力。寒くなる時季に、免疫力を高める手助けにもなりそうな一冊です。
紹介するのは
JPIC読書アドバイザー。精神世界、コミック担当。ブックカルテで本の選書サービスやってます