シンプル&カラフルがキーワード ゆる〜りトレンドメークでいまどき顔に
長引くマスク生活でメークを省いたり、新しいコスメを買わなくなったりと、メークに対するモチベーションが下がっていませんか。しかし、流行は日々変化しています。いつもと同じメークは安心しますが、「いつの間にか時代遅れの顔になっていた」なんてことも…。トレンドをゆる〜く取り入れて新しい自分を発見し、気分を上げてみませんか。
主流は”素顔生かし” カラーアイテムも台頭
近年、メークはシンプル化しています。色を何色も重ねたり、影や光を駆使したりするよりも、血色感とつやのあるお肌や、厚化粧ではないのに印象的な目元など、素顔を生かした「ミニマムメーク」が主流です。一方で、色遊びが楽しいカラーメークも流行中。マスカラやアイライナーのカラーバリエーションが増えたことやマスク生活の影響もあり、目元中心に色を取り入れて楽しむ人も増えています。どちらも勇気がいるかもしれませんが、少し取り入れてみるだけで見違えるように変わりますよ。
どれか1つだけでもあか抜ける! 旬顔レクチャー
今すぐ“旬顔”になれるメークのポイントを紹介します。全部取り入れるのは大変なので、いつも悩んでいるパーツや、「気分が上がりそう!」と感じるところから始めてみませんか。
教えてくれたのは
メーク・ネイル・ヘアーと人間力を学ぶ総合美容スクール
BE-STAFF MAKE-UP UNIVERSAL熊本校(中央区上通町)
[STEP 01]つややかミニマムメーク
余計な色味は加えない!にごりのないシンプルさがカギ
トレンドの最小限の工程で仕上げる「ミニマムメーク」は、手間を省いた結果のすっぴん風メークではなく、素顔を生かして薄いのに“化粧している感じ”を出すのがポイントです。
[Base & Cheek]血色感のある自然なつや肌
下地の後に練りチークを塗っておくと、もともと肌が明るいような血色感が生まれます。下地はパール入りでトーンアップするピンクか、透明感が出るパープルをチョイス。ファンデは軽いのに崩れにくいリキッドタイプかクッションタイプが◎。
How To
(1)下地
手のひらに適量を出し、薬指の指先〜第2関節あたりに取ったら小鼻の横から外側に向かってオン。他の部分も同様に、顔の中心から外側へ向けて塗ると、立体感がアップ。
(2)チーク
練りタイプを薬指で取り、こめかみから頬骨にポンポンとのせる。Cゾーンと呼ばれるこの場所にのせると、キュッと引き上がった印象になる上、マスクを着用しても血色感をキープできます。
(3)ファンデーション
リキッドタイプなら下地同様に。クッションタイプなら適量をパフに取り、目頭の下あたりから外側に向けて広げていく。一度でパフに付いた量で顔全体をカバーできます。塗り過ぎには注意。
[Eyebrow]毛流れ生かしのアーチ眉
太眉ブームは去り、「スキニーブロウ」と呼ばれる細め眉がトレンドに。そうはいっても“アムラー時代”の極細一本眉ではなく、自眉の毛流れを生かしたちょっぴり短めのアーチ形が流行の兆し!
How To
(1)
小鼻と目尻を結んだ延長線上を眉尻と決め、アイブロウペンシルで1本ずつ毛を描いていく。アーチ形を目指して、隙間を埋めるように描くのがコツ。
(2)
アイブロウパウダーを眉山〜眉尻にのせていく。眉頭はブラシに残ったパウダーを軽くのせて抜け感をつくる。
[Eye]透けつやまぶたとロング美まつげ
シンプルな目元はまつげの美しさが重要。マスカラを塗る際はボリュームよりもカールと長さを意識し、コームで丁寧に整えて。まぶたはベージュ系のアイシャドーを薄めに。くすみが消えて、すっぴん風なのにきちんと感をキープできます。
[STEP 02]カラーメーク
日常使いしやすいカラーが豊富!ひと差しでいつもの顔が華やかに
STEP1のミニマムメークに慣れてきたら、カラーメークにも挑戦してさらに“旬顔”を目指しましょう。全体を同系色でまとめるワントーンメークや、目元にだけ個性的な色を取り入れるカラーアイメークがブームです。
[Eye]決めては目尻のカラーライン
オレンジのアイシャドーを、上まぶたのキワに濃いめに入れ、アイホール全体に薄く広げる。アイラインはブラウンでキワを埋めたら、目尻にだけオレンジをオン。
[Cheek]高めのチークでヘルシー
Cゾーンからこめかみの横に三角形を描くイメージでオレンジチークをオン。ヘルシーな印象に仕上がる。
ワントーンメーク
目元、口元、頬を同系色に 統一感が出てこなれた印象
ワントーンメークは、ベージュ〜ブラウン、ピンク〜ラベンダーなど、濃淡や色味の近いものを3色まで使いましょう。おすすめは健康的に見えるオレンジと、甘くも辛くもできるくすみピンク。日本人の肌に合う色なので初心者もチャレンジしやすいです。今回はオレンジで統一。夏の日差しに映えるおしゃれ顔の完成です!
おすすめアイテム
[Orange tone]オレンジセット
[Pink tone]ピンクセット
カラーマスカラ・アイラインガイド
マスカラやアイライナーはほんのり色を感じるものからパキッと発色するものまで豊富にそろっています。なりたいイメージ別におすすめカラーと使い方のコツを聞きました。
甘め派はラベンダーピンク
パステルラベンダーのアイライナーが挑戦しやすくておすすめ。アイシャドーは2(下写真)の右上を上まぶた全体に塗ったら、右下を上下まぶたのキワに塗り、目尻にアイライナーを引いて抜け感をつくって。肌なじみが良いのに、夏っぽさを感じる目元に。
使用アイテム
辛口派はくすみブルー
くすみブルーのマスカラで洗練された印象に。まつげを目立たせるため、アイシャドーはあえてきらめきだけをプラスする2(下写真)の左下を上下まぶたにサッと塗り広げてみて。色づいたまつげがより際立ちます。
使用アイテム
SHOP DATA
A/アディクション ビューティ 0120・586・683
B/カネボウ化粧品 0120・518・520
C/コーセー 0120・526・311
※クレジット表記のないものは全て私物です