子どもは独立、夫とは離婚予定 老後生活を具体的に設計したい【家計簿チェック】

“お金のプロ”がズバリ!家計簿チェック


Q.子どもは独立、夫とは離婚予定 老後生活を具体的に設計したい
子どもたちは既に独立、夫とは離婚を前提に別居しています。住宅は共有名義で住宅ローンが残っており、現在、この家に住んでいる私が返済しています。家の処分が決まったら正式に離婚に進めると思います。
NISA制度が始まる前から積立投資に取り組んでおり、投資信託250万円ほどが特定口座に置いてあります。こちらはNISA口座へ移しておいた方がよいでしょうか。
10年後に迫る定年退職を控え、そろそろ老後生活の具体的な設計に取り組みたいと考えているところです。
A.年金、退職金など数字の把握を 投信は売却し、NISA口座へ
老後生活を設計していくための第一歩として、まず取り組んでいただきたいのは、「数字を把握すること」です。最も簡単に把握できるのは、公的年金の見込み額でしょうか。年に1回、誕生月に届く「ねんきん定期便」には、60歳まで現状の年金制度に加入し続けた場合に65歳から受け取れる予定の年金受給額が記載されています(50~59歳の方向け)。もし、お手元に保管されていなければ、マイナポータルから「ねんきんネット」にログインする方法でご確認いただけます。
退職金の見込み額は、就業規則などを確認して大まかに算出するか、職場の人事担当部署から情報収集できないでしょうか。
借入金の状況も改めて確認しましょう。教育ローンの残高と完済時期、また住宅ローンの残高もしっかり押さえておいてください。ご自宅は売却の方向だそうで、売却代金で完済が可能かどうかは切実な課題です。売却価格の査定にも動きたいところです。
特定口座にある投資信託の件は、諸条件を鑑みると、いったん、売却してNISA口座へ資金を移動されるのが得策かと思います。現在までに生じている利益については20.315%の課税を受けることになりますが、今後も長期運用を続けることを前提にするなら、将来の非課税メリットは大きいといえます。
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