青春18きっぷで熊本から東京までの旅!その1~上熊本から広島編~【熊大生のイマドキヒマドキVol.73】

Fuya
まちあるきや旅行、そして道路の観察が大好きな大学4年生。
1年生の時に立てた「熊本県全市町村制覇!」という目標は道半ばですが…(笑)


みなさんはこの夏、どこかへお出かけされましたか?
僕は大学4年生で、来年からは社会人。
「時間がある今のうちに、いろんな場所に行きたい!」
ということで、7月に友人と2人で約1週間の旅行に行ってきました!
目的地は、東京。
1週間まるまる東京に滞在するのではなく、「青春18きっぷ」を使い、JR沿線の様々な地域に立ち寄りながら、のんびりと向かいました。
立ち寄った場所の数だけ、いや、それ以上に思い出がたくさんできた旅になりました。
そんな思い出を振り返りながら、今回から数回に分けて旅行記を綴ってみようと思います。
準備
今回の旅は、約2か月前から計画を始めました。
「青春18きっぷ」はJR全線の普通・快速列車の普通車自由席が、連続する3日間または連続する5日間乗り放題になるきっぷ。
今回は5日間用を選びました。
僕はこれまでにも何度か18きっぷで旅行をしたことがありますが、行程を詰め込みすぎて、体調を崩す…なんてことも。
例えば大学1年生の春休みには、1日目に熊本から兵庫県の姫路まで行ってしまいました。
熊本を朝6時台に出発したものの、岡山県に入るころにはすっかり夜。
何も景色が見えないまま電車で移動するのはしんどかったです。
ご飯を食べる時間もあまり考えておらず、案の定、旅の終盤では風邪をひいてしまいました…。
ましてや、今回は大学の友人との2人旅。
友人は18きっぷの旅が初めてです。
絶対に無理はできません。
そこで、「電車移動はできるだけ日が出ている時間に」というルールを決め、ゆとりをもった行程を組むことにしました。
試行錯誤した結果、以下のような行程が決まりました。
〈1日目〉
上熊本→門司港(福岡県)→広島
〈2日目〉
広島→尾道(広島県)をゆっくり観光
〈3日目〉
尾道→名古屋(愛知県)
〈4日目~5日目〉
静岡県を観光しながら東京へ
〈6日目〉
東京観光、飛行機で熊本へ
18きっぷの旅にしては、かなり余裕のある行程(尾道→名古屋とかは割と長いですが…)。
振り返るとこれが、今回の旅の充実度を高める結果となりました!
また、長旅ですが、スーツケースは場所を取ってしまうので、頑張ってリュックに荷物を詰め込みました。
電車で座りっぱなしだとお尻が痛くなることもあるので、小さめの座布団も携帯しました!
1日目朝 上熊本から門司港
寝不足からのスタート
2025年7月23日(水)、待ちわびた旅のはじまりです!


上熊本駅を7:33に出る普通列車に乗りました。
まずは、福岡県北九州市の門司港駅を目指し、北上していきます。
途中、久留米の手前から快速に乗り換えました。
今回一緒に旅をした友人とは同じ学科ですが、研究室が違うため、会うのは久しぶり。
門司港駅に着くまで、ずっとおしゃべりしながら過ごしていました(笑)
実は、前日の荷造りに時間がかかってしまい、5時間くらいしか寝られていませんでした。
寝不足気味で、門司港に着く前から少し疲れが…。
この先大丈夫なのか??
門司港で味のある商店街の虜に
上熊本駅を出発して約3時間半、午前11時過ぎに門司港駅に到着しました!
ここまで来られただけでも、既に達成感を感じます。


18きっぷ旅の魅力は、自由に途中下車できること。
様々な場所に立ち寄りながら、のんびり進んでいくことができます。




駅からすぐの喫茶店で、名物の焼きカレーとプリンをいただきました!
ここの焼きカレー、具だくさんでとても美味しかったです!
門司港と言えば、昔からの建物が残る港町「門司港レトロ」が有名ですが、少し内陸側に歩くとアーケード商店街「栄町銀天街」があります。




商店街には、昔から続いていそうなおもちゃ屋さんや書店などがあり、少し前の時代にタイムスリップしたような気持ちになりました。
老舗だけでなく、新しいカフェなどもできていて、新旧の融合した空間がとても素敵でした。
1日目昼 門司港から大畠
どこまでも続きそうな山口県
門司港駅から一旦小倉(福岡県)に戻り、お菓子などを調達して、再度北上。
関門トンネルをくぐって本州に入ると、長い長い山口県のはじまりです。
山口県は東西に長く、横断には普通列車で約3時間半もかかります。
しかも快速はなく「各駅停車」のみ。
途方もないように感じてしまいますが、のんびり先へ進んでいきましょう。
ちなみに、山口県に入って一つ目の駅・下関で乗り換えるとき、友人は既にとても眠そうでした(笑)
電車の中では、窓の外の景色をのんびり見ながら過ごしました。
山口県内には、黄色いガードレールや、赤茶色の「石州瓦」の屋根など、特徴的な景観が見られます。
それでも同じような景色が続くと、だんだんと見飽きてしまいます…。
手持ち無沙汰になってしまった僕は、小倉で買ったお菓子を爆食い。
すぐになくなり、友人から驚かれました(笑)
列車での山口県の旅は、穏やかな瀬戸内を間近で眺められる絶景区間が楽しみの一つ。




夕方17時ごろ、特に海がきれいに見える大畠(おおばたけ)駅で途中下車。




のんびりとした時間が流れる空間に、旅情を感じずにはいられませんでした!
1日目夕 大畠から広島
大畠駅から約30分で岩国駅に到着。
程なくして山口県を脱出し、広島県へと歩みを進めることができました。
19時過ぎに広島駅に到着。この日は広島駅近くに宿泊しました。
ちなみにこの時、寝不足からの疲れはまだ残っていて、移動の疲れも相まって体調を崩さないか、割と不安を感じていました。


1日目はここまで!
1日とは思えないほど充実した時間を過ごした初日。
果たして、2日目以降はどのような旅になるのでしょうか?
もしかして体調を崩してしまうのか??
続編をお楽しみに♪







