【まさやん旅日記こんにツアー Vol.12】世界遺産「熊野」を旅しました!の巻

前回、紀伊半島を「日本一長距離の路線バス」で和歌山県新宮市まで旅した話を書きました。その続きです。


この日の目的は、かの有名な「熊野三山」を巡ること。
構成する三つの神社は「熊野本宮(ほんぐう)大社」「熊野速玉(はやたま)大社」「熊野那智(なち)大社」。
それぞれが20〜40㎞ほど離れていて、世界遺産の「熊野古道」で結ばれています。
歩いて訪ねるのが最高なのでしょうが、時間がないので、各神社を巡る日帰りバスツアーに参加しました。
まず訪れたのは田辺市にある熊野本宮大社。
風格ある本殿とともに、圧倒されるのが大斎原(おおゆのはら)にある「大鳥居」。
大斎原はかつて本宮大社があった場所。
明治の洪水で神殿が流されたため、神社は少し離れた場所に移転。
元あった場所にこの大鳥居が建てられたそう。
ここはまさに熊野の聖地なのです。
次に向かったのは新宮市内から近い熊野速玉大社。
近くには新宮城跡などもあって見どころ満載。
途中、熊野古道の「大門坂」に立ち寄って、美しい石畳の前で写真を撮れば、少ししか歩いていないのに熊野古道を制覇した気分になりました。
最後は那智勝浦町にある熊野那智大社へ。
一段の滝として日本一、落差133mの「那智の滝」の絶景には息をのみました。
今回は慌ただしく巡りましたが、あと一日欲しかったのが本音です。
世界遺産「熊野」の思い出写真館


「熊野速玉大社」の前にて。
今回は行けなかったのですが、ほど近い場所に「神倉(かみくら)神社」があります。
ここの御神体の「ゴトビキ岩」が見もののようです。


熊野古道の途中にある「大門坂」の看板。
ここから熊野那智大社までは、約1.3キロ。
美しい石畳の道を歩いて40分ほど、だそう。
僕は歩いてないのですが…


熊野那智大社にある国の名勝「那智大滝」。
滝の大きさと、水の美しさに心癒されます。
ここの特産品が碁石や書道の硯に使われる「那智黒石」と、その石を思わせる黒い飴の「那智黒」。
キン肉マンに出てくる「ナチグロン」は恐らくこのへんが由来かと。


熊野三山の旅を終え、JR紀伊勝浦駅そばで列車を待つ間、食べたのがこの定食。
マグロとともにこの辺りの名物なのが「めはり寿司」です。
ご飯を高菜の浅漬け巻いたもので、おいしかった~。


紀伊勝浦駅のそばにある昔ながらの喫茶店。
僕のような観光客から地元のおばちゃんまでゆっくり過ごせる場所で、チーズケーキが美味でした。


この日は和歌山から移動して三重県の津市に泊まるため、この「特急南紀」に乗って移動。
途中車窓から見える太平洋の絶景を堪能しました。


津市の居酒屋で食べたハマグリ。
三重県といえば松阪牛が有名ですが、海の幸もおいしいです。
津市から近い場所にあるのが「その手は桑名の焼きはまぐり」でおなじみの桑名市。
味が濃くて身がプリプリで、うまかった~。