【まさやん旅日記こんにツアー Vol.13】三重で忍者と江戸の町並みに触れるの巻き

前回に続いて2025年3月の旅のお話を─。
2泊3日の最終日は三重県を回ることに。
伊勢神宮とか松阪牛を食べるといった王道コースも捨てがたかったのですが、残された旅の時間はあと1日…。
悩んだ挙げ句、まず伊賀市へ行くことにしました。


ここは伊賀流忍者発祥の地。
伊賀鉄道の「上野市駅」には愛称の「忍者市駅」の大きな表示があります。
あちこちに「忍者」の二文字があるのですが、本物の忍者には残念ながら出会えませんでした。
駅から少し歩くと街のシンボル・伊賀上野城が見えてきます。
木造で再建された白くりりしいお城で、併設されている資料館を見学していると、壁に忍者がへばりついています。
お越しの際はぜひ見つけてあげてください。
お城を散策した後、JR「伊賀上野駅」から40分ほど列車に乗ると亀山市の「関駅」に着きます。
駅前に大きな国道が走っていてよくある地方の景色なのだけど、ほんの数分歩くと突然、時代劇のセットのような町並みが目に飛び込んできます。
ここは「関宿」という江戸時代の東海道の宿場町で、修復を重ねながら町家の雰囲気を残してあります。
こういう所でお蕎麦(そば)なんぞ食べますと、より一層おいしく感じるものです。
さらにお団子を食べると、気分は「うっかり八兵衛」に。
みなさんも三重で古き江戸を感じてみてはいかがでしょうか。
三重県伊賀市と亀山市の思い出写真館


伊賀上野城とおじさん。
伊賀上野城は、木造三層の「大天守」と木造二層の「小天守」からなる「複合式天守」で、大きなお城ではないものの品と風格あるお城です。


城内の展示施設にはこんな感じで忍者がいます。
「忍んでいる」というより、「みんなに見つけてほしい」―。
僕にはそう見えました。


関宿の宿場町の風景をバックに。
昔の建物を丁寧に残しているものもあれば、リフォームされてるものもあります。
この雰囲気はとてもよいです。


関宿にあるお蕎麦屋さん「會津屋」さんのそば定食。
おそばはもちろん、山菜おこわが、これまたおいしくてですね。
ここのお店、電動バイクで出川哲朗さんが来てました。


「會津屋」さんの外観。
ここはかつて関宿を代表する旅籠(はたご:旅人の旅館)だったそうで、外観は当時の雰囲気をしっかり残してあります。


街道沿いの和菓子屋さんで買った「みたらし団子」。
こうやって町並みと一緒に撮影すると、グッと旅情が出ませんか?
もちろんお団子もおいしかったです。


JR関駅のすぐそばには「道の駅関宿」があります。
そこで食べたのがこのご当地グルメの「亀山味噌焼きうどん」。
こってり甘めのお味噌に、キャベツやホルモンが
入ってて、これまたうまい。
亀山市内には、ほかにも味噌焼きうどんの名店が
あるみたいです。