【勇気を出して行きたいお店】個性爆発!熊本市中央区南熊本のオリジナルデニム・レザーショップ「SANLDK Studio」【し~ずのいいね!】
「し~ずのいいね!」では、すぱいすライター「すぱいし~ず」が、気になるショップやグッズなどを紹介しています。
通りすがりに気になったおしゃれなあの店、「でも、ふらっと入るには敷居が高く、なかなか入る勇気がでない…」。そんな経験はありませんか?
私、すぱいし~ず・咲はよくあります。
そこで、取材を口実にそんなお店にちょっとだけ勇気を出して行ってみるシリーズを始めます。あなたがずっと気になっていた“あの店”も登場するかもしれませんよ!?
南熊本駅近く 突如現れたおしゃれなアパレルショップへ
第1回は、熊本市中央区南熊本の「SANLDK Studio」。数年前、南熊本駅近くの道路沿いに突如現れた見るからにおしゃれなアパレルショップです。
ガラス張りの店舗の横を通るたびに中をちらっと覗いては、他店では見かけないブランドの洋服や小物が目に留まり「どんなお店なんだろう?」と気になっていました。
早速、一体どんなお店なのか直撃。
同店は、デニムやレザーを中心としたオリジナルブランド「SANLDK」の商品を販売するお店でした(どうりで他では見たことのないアイテムばっかりなのね!)。
店内には、オーナーの藤本匡祐さんがデザインし、店内でダメージ加工やペイント、パッチワークなどを施した唯一無二のデニムパンツやジャケット、妹の古賀光香さん手作りの革小物などがセンス良くディスプレイされています。
店内の8~9割がSANLDKのオリジナルアイテムで、一部セレクト商品も取り扱っています。
熊本では珍しいオリジナルデニムブランド
中学生の頃からファッションが好きで、「人とかぶりたくない」という思いから、「ディーゼル」など、インポートデニムをはくようになり、そのデザイン性や履き心地に魅了され、どんどん“デニム沼”にはまっていったという藤本さん。
20代前半で、ハイブランドからカジュアルブランドまで約50のデニムブランドのアイテムを扱うセレクトショップをオープン。その後、「買い付けるのではなく、自分で作りたい」と、オリジナルブランド「SANLDK」を2015年にスタートさせました。
初めは工房からスタートし、熊本市の中心街に店舗をオープン。そして2年前に現在の場所に移転しました。熊本では珍しいオリジナルブランドのデニムを販売するお店として、20代~60代まで幅広い世代のファンに愛されています。
では、同店の人気アイテムをチェックしていきましょう!
シルエットも立ち姿もスマートに
まずはこちら。「Smarty(スマーティー)」(1万98,00円)。一見シンプルに見えますが、はいたときのシルエットや立ち姿もスマートに見せるための工夫が随所に施された、藤本さんのデニム愛とこだわりが詰まった一着です。
SANLDKデニムのアイコンである赤色のステッチも施されています。
スマートに見える理由の1つは、スラックスのような裾に向かって細くなるすっきりとしたデザイン。濃いめのカラーも相まって、カジュアルな服装だけでなく、ジャケットやシャツなどにもマッチ。デニムなのに、セミフォーマルなシーンでも活躍してくれる万能アイテムです。
何度もはいて色落ちしてきたら、遊び着にするのもおすすめです。
でも、スマートに見える理由はこれだけではありません。秘密はポケット。
お気付きでしょうか?
ポケットの中にチャックの付いたコインケースがあることに。
「極力荷物を持ちたくない!」という男性の思いをかなえてくれる実用的なデザインです。
荷物を減らすことでも〝スマート感”を演出できそう。
さらに、ポケットの位置と角度にも注目。通常、デニムのポケットは太ももの前側に付いていることがほとんど。しかし、こちらはスーツなどでよく使用される「スラントポケット」という斜めに付いた腰ポケットを採用。小物や手を入れやすいデザインです。
このポケットのおかげで、何げなくポケットに手を入れた時にも、立ち姿が様になるんだとか。
細部まで込められた藤本さんのこだわりを聞いて、圧倒された私。
デザイナーさん本人の思いを店頭で直接聞くことができるのも、自社ブランドの洋服を販売するお店ならではの魅力ですよね(勇気を出して行ってみて良かった!)。
パンツの他に、こんな変わり種も・・・
デニムのライダースジャケット(写真左、2万3,200円)。「ライダースというと皮でできたイメージですが、皮よりも軽くて、安価なデニムでライダースを作りたかった」と藤本さん。きれいめコーデとの相性も良いスタイリッシュな一着です。
写真右は、SANLDKのアイコンである赤ステッチ仕立てのベーシックなデニムジャケット(2万2,000円)。
デニムのオーダースーツ。年に数回開催されるオーダー会で注文可能。裏地やステッチの色など、細部まで自分好みにカスタムできます。ぱっと見ただけでは、デニムか分からないほどの美しい仕上がりに驚くこと間違いなし。
デニムはカスタマイズも可能
デニムはカスタマイズも可能です(ペイントのみで2,000円~)。
同店で購入したデニムや、手持ちのデニムにペイントをしたり、ダメージ加工を施したりと、“自分だけ”の一着を作ることができます。
カラフルで、カスタムできて、お手頃価格! 心ときめく革製品
「SANLDK」のもう一つメインアイテムは、妹の古賀光香さんが手掛ける革製品。店内にある工房で一つ一つ手作業で作られています。
光香さんは、革小物作りをしていた、おばあさんの影響で自然とやり方を覚えていったそう。
他ではあまり見かけない、カラフルで、ちょっぴり個性的なデザインのバッグや財布に次々と目移りしてしまいます。
そして、お手頃価格にもびっくり!財布やバッグも、ほとんどが1万円以下。見た目の高級感とのうれしいギャップにやられました。
小物やリップ入れにちょうどいいサイズから、コインケース、スマホ入れなどさまざまな形とサイズのミニポーチ。ショルダーリングを使って自分の好きな物だけを組み合わせれば、自分仕様のミニバッグが完成する優れもの。
写真上から、ミニケース3,300円、スモールウォレット4,180円、スマートフォンケース4,180円、スマホだけでなくタバコなども入るマルチケース4,180円。
こっくりカラーがかわいい革財布。コインケースは取り外し可能で、別売りなので、コインケースだけで使ったり、違う色同士を組み合わせたりできます(BAND WALLET 9,350円、COIN PURSE 3,850円、SET 1万3,200円)
しばし、店内を散策…
デニムだけじゃない!デニムに合うオリジナルグッズも充実
▲オリジナルロンT。昨年の夏に大人気だった半袖の長袖タイプがこの秋新登場。「Tシャツを作るときはくすっと笑えるデザインを心掛けています」と藤本さん
▲イラストレーターのKaeさんと、らくのうマザーズとコラボしたTシャツも
ここでしか出合えないアイテムが待っています
同店のアイテムはオンラインでも販売されていますが、「特に“はき物”であるジーンズは試着して、納得してから買ってほしいので、ぜひお店に来てください」と藤本さん。オンラインでは取り扱っていないアイテムも店頭にはたくさんあるようです。
そして、私のように興味はあっても、お店に入る勇気がない人に向けてメッセージをいただきました。「まずは、何をやっている店なのか知ってほしいので、気軽に入ってもらって大丈夫ですよ。声を掛けてくれるまでは、こっちから無理に話し掛けたりしないので、ふらっと入ってください」と笑顔で話してくれました。
ここに行かないと出合えないアイテムがいっぱいの同店。気になる人は、まずはしれ~っとでもいいので行ってみてくださいね。何だか、わくわくするアイテムが待っていますよ。
SANLDK Studio
住所 | 熊本県熊本市中央区南熊本2-12-15 1階 |
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TEL | 096-211-5815 |
店舗ホームページ | https://www.sanldk.com/ |
営業時間 | 13時~19時 |
休業日 | 木曜 |
インスタグラム(ブランドアカウント) | @sanldk_official |
インスタグラム(店舗アカウント) | @sanldk_studio |