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スピッツ×行定監督奇跡のコラボが実現! 12/19(金)公開の映画『楓』監督&主演インタビュー

映画『楓』のエピソードを話してくれた行定勲監督と主演の福士蒼汰さん、福原遥さん
映画『楓』のエピソードを話してくれた行定勲監督と主演の福士蒼汰さん、福原遥さん

目次

スピッツ×行定監督奇跡のコラボが実現!

映画『楓』は、行定勲監督(熊本市出身)の新作で、スピッツの同名の名曲が原案のラブストーリー。公開を前に行定監督と主演の福士蒼汰さん、福原遥さんに話を聞きました。

行定監督は「歌詞に余白、考える余地がある。そこから受けたイメージを演出で作れるかの挑戦でした」と話します。双子を1人で演じた福士さんは、監督から「分かりやすく演じ分けなくていいよ」というアドバイスを受け、台本を読んだ時の第一印象を優先して演じ切ることができたと言います。

ニュージーランドロケについて福原さんは「そこで撮らないと絶対に湧かなかった感情も多くありました」、福士さんは「日本での撮影にはない空気感と不思議な力が働いていました」と印象深かった様子。一方で、「福原さんが撮影中ずっと編み物していました。ニュージーランドでも ! 」(福士さん)「撮影の空き時間に編み物をしていていくつか完成しました」(福原さん)と意外なエピソードも披露してくれました。

今回の映画について、福士さんは「楓の聞こえ方が変わる、どの世代にも刺さる作品になったと思います」、福原さんは「別れや喪失から立ち上がり前へ踏み出す姿が丁寧に描かれ、背中を押してくれる温かさがある」と語ります。行定監督は「余白に何かを感じ、2人が歩んだ道に思いをはせれば、必ず感動できます。ぜひ劇場で見てください」。

(フリーライター 上妻祥浩)

Event Information

(C)2025 映画『楓』製作委員会
(C)2025 映画『楓』製作委員会

原案・主題歌/スピッツ「楓」
監督/行定勲、脚本/髙橋泉、出演/福士蒼汰、福原遥、宮沢氷魚、石井杏奈、宮近海斗、大塚寧々、加藤雅也

ストーリー

事故で双子の弟・恵(けい)を失った涼は、恵の恋人・亜子に弟と間違えられたまま恋人として過ごす。しかし、亜子も秘密を抱えていた…。

映画「楓」上映館

※スケジュールは上映館にお問い合わせください

  • TOHOシネマズ熊本サクラマチ・はません・宇城・光の森
  • イオンシネマ熊本
  • 熊本ピカデリー

記事内の情報は掲載当時のものです。記事の公開後に予告なく変更されることがあります。

映画『楓』のエピソードを話してくれた行定勲監督と主演の福士蒼汰さん、福原遥さん

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この記事を書いた人

映画解説・研究者、フリーライター。映画検定1級。熊日から「週刊文春CINEMA」まで神出鬼没。RKKラジオ「ニュース515プラス」毎月第1金曜日に出演中。家ではチワワとウーパールーパーの飼育員。『シン・ゴジラ』に出ていることだけが自慢。

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