最年少、神代選手に見た得点へのギラギラ感【ロアッソ熊本通信】

リーグ戦は先週の長崎戦から後半戦へ。ロアッソ熊本は、前半戦はなかなか勝ち点を積み上げられませんでしたが、一方で、チーム状態は上向きの兆しも感じられます。
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かけろ赤馬
今月11日、フクダ電子アリーナで行われた天皇杯2回戦の千葉戦では、GK佐藤史騎選手やMF根岸恵汰選手ら、リーグ戦では出場機会が少なかった選手たちが先発。チーム一丸となって見事勝利し、来月ホームで行われる3回戦への切符をつかみました。
チームに漂う停滞感を打ち破るには、こうした控え選手による戦力の底上げが欠かせません。それを強く感じたのが、チーム最年少、FW神代慶人選手の第18節いわき戦での振る舞いです。
3点差で迎えた後半35分。相手GKのファールでPKを得た際、いち早くボールを拾って蹴る意志を見せたのが、途中出場の神代選手でした。このキックは結果的にMF古長谷千博選手に譲ったものの、アディショナルタイムに相手GKの処理ミスを逃さず、今季初ゴールを決めました。
神代選手は天皇杯の千葉戦でも存在感を示し、第19節の甲府戦でも自ら志願してPKを蹴り、引き分けに持ち込む2試合連続ゴールを挙げました。
リーグ戦は残り18試合。浮上するために、チーム全体で、こうした「ギラギラ感」を見せてほしいものです。
(T)
インフォメーション
- 第21節
- 6月28日(土) 14:00
- vs 札幌(大和ハウスプレミストドーム)
- 第22節
- 7月6日(日) 18:00
- vs 磐田(えがお健康スタジアム)
- 第23節
- 7月12日(土) 18:00
- vs 秋田(ソユースタジアム)
- 天皇杯3回戦
- 7月16日(水) 19:00
- vs 名古屋(えがお健康スタジアム)