大木監督 今季限りで退任へ 若手選手の強化に大きな功績【ロアッソ熊本通信】

リーグ戦を18位で終えたロアッソ熊本は、無念にもJ3への降格が決まりました。これを受け、6シーズンにわたってチームを率いた大木武監督が退任することになりました。
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かけろ赤馬
甲府を迎えた明治安田J2リーグ第38節、ロアッソは引き分けて勝ち点1を加えましたが、勝ち点で並んだ富山に得失点差で上回られ、18位に後退。2018年以来、2度目のJ3降格となりました。
大木監督はチームを離れることになりましたが、その功績は決して小さくはありません。21年はクラブ初のタイトルとなるJ3優勝でJ2復帰。翌22年には、過去最高の4位でリーグ戦を終え、J1参入プレーオフに進出しました。また23年には、天皇杯でクラブ史上最高の3位になりました。
この間、何人もの若い選手をステップアップさせたほか、攻撃でも、守備でも主導権を握るというロアッソのチームスタイルを確立。サッカーを見る楽しさをも教えてくれました。
取材を通したやりとりの中で印象に残る言葉があります。特に大木監督らしさを表していたのが、「努力しても報われないことの方が普通。だからこそ、報われなくてもコンスタントにやり続けることが大事」というメッセージ。人生にも通じる言葉だと思います。
この言葉を胸に、J2復帰、さらにその先を見据え、クラブも、私たちも、歩みを進めます。
(T)
「ロアッソ熊本新体制発表会」
片野坂知宏新監督以下、新たなシーズンを戦う選手がそろう初めてのイベントです。ユニフォームのお披露目やオフィシャルグッズの販売なども予定されています。
- 日 時
- 1月16日(金)19:00~
- 会 場
- 熊本城ホールメインホール
- 観覧料
- 前方エリア前売り2,500円(当日3,000円)/後方エリア前売り2,000円(当日2,500円)※いずれも税込み





















