何げない日常での「幸せ」の見つけ方【つんどく よんどく】

よしもとばなな著
中央公論新社 文庫判 704円
目次
小さな幸せ46こ
何げない日常の中の“小さな幸せ”をみずみずしく捉えた、よしもとばななさんの幸福論的エッセーです。
「最悪の思い出が時間をかけたら最高に変わる」「小さな幸せは『なん個』と子どもみたいに数えたい」「人生に楽な時はないが、小さな幸せは網のように本人を救うことがある」など、ばななさんならではの視点で、幸せの見つけ方を教えてくれます。
両親の死、友達や愛犬・愛猫との絆、食や旅のたのしみ…。出会いと別れを繰り返しながら人生は続いていく。悲しい出来事の中にも幸せへのヒントはきっとある。日々のキラキラした瞬間を見逃さないように─。エピソードとともにつづられるメッセージが心に響きます。
気になったページを、好きなように読んでみてください。朝、目覚めてから夜、眠るまでの間に、小さな幸せをたくさん見つけて、数えたくなりますよ。
紹介するのは


JPIC読書アドバイザー。精神世界、コミック担当。ブックカルテで本の選書サービスやってます