マスク生活で口呼吸になっていない?親子で口周りの筋肉を鍛えよう【子育てラボ】
目次
[VOL.496]楽しむ
長引くマスク生活で、無意識のうちに口呼吸になる人も少なくありません。口呼吸が習慣になると、唾液の分泌が減って風邪をひきやすくなることもあるようです。口や舌を動かして口周りの筋肉を鍛え、親子で楽しく口呼吸を防ぎましょう。
口周りを鍛えるメリットって?
舌を動かしたり、かむ回数を増やしたりするなど、口周りを鍛えることで「唾液の分泌を促す」「血行が促進され、脳が活性化する」「かみ合わせの改善」などにつながります。また、舌が上あごにぴったり付いた状態を保てるようになり、鼻呼吸になることで、免疫力アップも期待できるそうです。
親子でチャレンジしよう!
舌タントン
口の中で舌を持ち上げて「タン!」「トン!」と勢いよく音を鳴らす運動です。
1
「ア」と発声する時の口の形を作る
2
舌先を上の前歯の少し手前(スポット)に付け、舌全体を上あごに吸い付ける
3
そのまま大きく口を開き、舌の裏のひも(舌小帯)を伸ばす
4
勢いよく舌を離し「タン!」と音を鳴らす
5
「ウ」を発声する時の口の形を作り、舌をスポットに置き、舌を「トン!」と鳴らす。それぞれ10回繰り返す
ぐるぐるベロ回し
口を閉じた状態で、舌で歯茎の外側をなぞりながらぐるぐる回します。
1
唇を閉じたまま、舌を前歯の外側に置く
2
舌先で外側の歯茎をぐるりとなぞる。右の口角から上の歯茎、反対の口角から下の歯茎へゆっくり動かし、10回繰り返す
3
左の口角からスタートし同様に10回繰り返す
風船膨らましトレーニング
風船を膨らませることで、口周りの筋肉が鍛えられます。
1
風船を大きく膨らませる
2
風船の空気を抜き、また膨らませる。この作業を3分間繰り返す
親子でチャレンジ
3分間に何回膨らませられるか、親子で競ってみよう!
※風船を膨らますことが難しい場合は、吹き戻し笛を使ってもOK
教えてくれたのは
元島歯科クリニック
元島 道信院長
舌を鍛えて免疫力をアップしましょう