金属のようで実は革製 経年変化も楽しみな一品【くまもと手づくりCollection】
ライター直が見つけた、風土や歴史の中で生まれ、伝統を守り続けている工芸品や、”今”を感じさせる手づくり品などを紹介していきます。 (随時掲載)
#071 革の財布/熊本市
一見、金属のように見える革の財布です。表面にシワや軽い傷が施され、使い込まれたかのような雰囲気がすてき。軽くて柔らかな手にすっぽりと収まるサイズで、カードを収納できたり小銭を取り出しやすかったりと使い勝手も良く、すぐにでも使ってみたくなります。
「mojoca.(モジョカ)」のブランドで全国にファンがいる西ひとみさんの作品です。革へのこだわりは強く、イタリアで加工された牛革を使用。深みのある色と趣のある風合いが特徴で、スマホケースやクラッチバッグなども手掛けています。
この財布は金や鉛の箔(はく)で表面を加工した特注の革で制作されました。革といえば、使い込むほどに色や艶に深みが増し、味わい深くなっていくのが魅力。このメタリックな財布はどんなふうに変化していくのかとても楽しみです。
【取材先】
atelier mojoca.(中央区九品寺4‐1‐6 9GSの2F)
【問い合わせ】
インスタグラムでも作品を紹介しています。
spice.kuma.tedukuricollectionで検索を。
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