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結婚後悔症候群にならないために【荒木直美の婚活コラム「婚喝百景」66】

結婚後悔症候群にならないために 荒木直美の婚活コラム「婚喝百景」66
イラスト/もりのともしび

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結婚後悔症候群にならないために

私の仕事は結婚願望がある人に出会いを提供することですが、それと同時に良い結婚生活に進めるよう、結婚後の生活イメージのすり合わせも大事だとアドバイスしています。

そこをおろそかにすると、めでたく結婚したのに思い描いていた生活と違うと感じたり、独身時代の自由な環境を恋しく思って悩んだりする「結婚後悔症候群」になるケースがあります。

また、「とにかく結婚したい」と婚活する人がいますが、目的達成に気を取られ、「結婚」という形に安易に駆け込んだ結果、「こんなはずじゃなかった」と後悔したり、結婚を美化しすぎて現実とのギャップに苦しむこともあるようです。

結婚はゴールではなくスタートなので、どんな生活をパートナーと過ごしていくのか事前に具体的に話しあうことを大事にしてください。

ある婚活イベントで、結婚後の生活イメージ、例えば「結婚後の休みの日の朝ごはん」をお題にトークを提案したところ、「え、そんなこと話していいんですか?踏み込みすぎじゃないですか?」と参加者の数人はびっくりしていました。

私は「いやいや当たり障りない話しても何も確認できないよ。当たり障りのある踏み込んだ話をしてはじめて婚活になるんでしょ‼」と、事前に相手の考えや価値観をチェックすることを教えています。

もちろん100%一致する相手はいないので、条件はできるだけシンプルにハードルをあげすぎないこと。

もうひとつ、理想が自分の身の丈に合っているか、無理な設定になっていないかも確認しましょう。

相違があった場合でも、どこまで違いを受け入れ、歩み寄れるか正直に話すこと、うやむやにしないことが大切。「喧嘩が嫌だから…」と言って話し合いから逃げないこと。

夫婦二人でコミュニケーションをとり、我慢できないことはどう改善できるか検討しましょう。

これらは悪いことばかりでもなく、結婚後悔症候群をきっかけに夫婦仲を改善したケースもあります。

雨降って地固まるという考え方で、夫婦仲を諦めないことも大切です。結婚生活をうまく続けるコツは歩み寄りと諦めない話し合いです。

当たり障りある話が大事
結婚後の話は事前にしておく !

記事内の情報は掲載当時のものです。記事の公開後に予告なく変更されることがあります。

結婚後悔症候群にならないために 荒木直美の婚活コラム「婚喝百景」66

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この記事を書いた人

婚活コーディネーターとして、これまで誕生させたカップルは2000組以上。婚活の心構えやカップルになるための必勝法をレクチャーし、オリジナルの婚「喝」語録が話題になり、メディアでも多数取り上げられている。

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