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規格外の野菜を活用しお菓子を開発 食品ロス削減で地域に貢献したい【すてきびと】

「栗房」代表 河瀬 博文さん
河瀬 博文さん

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「栗房」代表
河瀬 博文さん

「栗房」代表 河瀬 博文さん 1963年、宇城市(旧三角町)生まれ。大学卒業後、飲料メーカー、医薬品会社、菓子メーカーなどでキャリアを積み、2022年に和栗スイーツの企画・販売を手掛ける「栗房」を起業。県内各地の物産館などで店頭販売を行っている。妻と娘の3人暮らし。熊本市在住。
河瀬 博文さん
1963年、宇城市(旧三角町)生まれ。大学卒業後、飲料メーカー、医薬品会社、菓子メーカーなどでキャリアを積み、2022年に和栗スイーツの企画・販売を手掛ける「栗房」を起業。県内各地の物産館などで店頭販売を行っている。妻と娘の3人暮らし。熊本市在住。

長年、菓子メーカーなど「食」に関わる仕事で重ねた経験を生かし、熊本の食材にこだわったスイーツの企画、販売を手掛ける事業を始めました。

主力商品は県産栗を使ったさまざまなスイーツ。現在は店舗を持たず、各地の物産館やイベントに出向いて販売しています。「遠方からわざわざ買いに来てくれる人もいて、涙が出るほどうれしい」と顔をほころばせます。

その一方で、JAから相談を受け、規格外のゴボウやレンコンを活用した菓子も開発、食品ロス削減にも貢献しています。「実家は代々続くミカン農家。廃棄するしかない生産者の気持ちは痛いほど分かるので、『どうにかしたい』という気持ちに突き動かされました」と、取り組んだ理由を明かします。規格外の野菜や果物を使った菓子は今後も継続的に開発する予定で、すでに菊陽町のニンジンを使った菓子作りに着手しているほか、生産過程で出た栗の渋皮や鬼皮の再利用も模索しています。

誰にとっても身近な存在である菓子を通じて、おいしさの提供だけでなく、地域貢献も目指す挑戦は続きます。

規格外のゴボウ、レンコンを使ったチップスとかりんとう
規格外のゴボウ、レンコンを使ったチップスとかりんとう

Information

出店情報などはInstagramでチェックを。
@kuribou_kumamoto

記事内の情報は掲載当時のものです。記事の公開後に予告なく変更されることがあります。

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