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国内外から注目される若手作家 盆栽と触れ合えるカフェも開業【すてきびと】

徳永 功さん
徳永 功さん

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「樹心園」園主・盆栽作家
徳永 功さん

徳永 功さん 1982年、長洲町生まれ。熊本市内の高校を卒業後、上京し飲食店で働く。20歳の時、東南アジアを放浪中にミャンマーで盆栽と出合う。帰国後、愛知県の老舗盆栽園「大樹園」に弟子入り。6年間の修業を経て2010年、盆栽園「樹心園」を長洲町で開業。24年3月カフェを併設。妻と子どもと同町で暮らす。
徳永 功さん
1982年、長洲町生まれ。熊本市内の高校を卒業後、上京し飲食店で働く。20歳の時、東南アジアを放浪中にミャンマーで盆栽と出合う。帰国後、愛知県の老舗盆栽園「大樹園」に弟子入り。6年間の修業を経て2010年、盆栽園「樹心園」を長洲町で開業。24年3月カフェを併設。妻と子どもと同町で暮らす。

目指す樹形にするため、毎日の小さな変化に注意を払いつつ盆栽に手を入れる徳永さん。手掛けた盆栽は長洲町のふるさと納税返礼品になったほか、フランスでの盆栽展に出展されるなど、国内外の愛好家が注目する若手盆栽作家です。今年3月、若い人たちに気軽に立ち寄ってもらい、盆栽の良さを知ってもらう場所にしたいと、盆栽園併設のカフェをオープンしました。

20歳の時、人間関係に疲れて旅したミャンマーで、「これは日本の文化だろう」と僧侶から盆栽を見せられたことが転機となりました。見た瞬間、頭をなぐられたような衝撃を受け、心中に光明が差したと言う徳永さん。生きる意味を考え直して帰国、無縁だった盆栽の世界に飛び込みました。

“生きたアート”とも呼ばれる盆栽は、「樹が生き続ける限り完成できないところが魅力」と言います。カフェでは、大小約5000鉢が並ぶ園内を見学でき、注文したメニューと一緒に手のひらサイズの盆栽が運ばれてくるなどユニークな工夫も。「何代もの盆栽師によって手入れされる盆栽のストーリーにも思いをはせ、鑑賞してほしい」

苔玉ミルク(800円)と一緒に運ばれてくるリンゴの盆栽
苔玉ミルク(800円)と一緒に運ばれてくるリンゴの盆栽

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Instagram(bonsai_cafe_kigokoroen)で情報を更新中。

記事内の情報は掲載当時のものです。記事の公開後に予告なく変更されることがあります。

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