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家庭でできるマネー教育シリーズ〈後編〉 小学生のお小遣い管理術【子育てラボ】

家庭でできるマネー教育シリーズ〈後編〉 小学生のお小遣い管理術 子育てラボ

目次

[VOL.552]知る・学ぶ

お正月にお年玉を手にした子どもたちに「お金の価値をどう教えればいいの?」と悩んだパパ・ママもいるのでは。小学生のお小遣い管理術についてファイナンシャルプランナーの広瀬美貴子さんに聞きました。

教えてくれたのは

株式会社Fineプロデュース ファイナンシャルプランナー 広瀬 美貴子さん
お小遣い制度の導入はマネー教育に最適です
株式会社Fineプロデュース ファイナンシャルプランナー
広瀬 美貴子さん

お小遣い制度の導入はマネー教育に最適です

小学生の「お小遣い制度」の目的は?

金銭感覚や自己管理能力を養うことです。お金の使い方を振り返り、計画的に管理する力を身に付けることで、責任感や社会性を育みます。

お小遣い制度のポイント

一般的に小学1年生は100円、2年生は200円などと年齢に合わせた金額に設定しがちですが、お小遣いは購入する物を決めた上で金額を決めましょう。欲しい物を買って必要な物が買えなくなるといった失敗は学びになるので口出しは厳禁です。

 一般的に小学1年生は100円、2年生は200円などと年齢に合わせた金額に設定しがちですが、お小遣いは購入する物を決めた上で金額を決めましょう。欲しい物を買って必要な物が買えなくなるといった失敗は学びになるので口出しは厳禁です。

金銭教育にお勧めの絵本

「お小遣いはいつから渡す?」「ゲーム課金のルールはどうしたらいい?」ー。成長過程ごとにぶつかる”お金の悩み“をケーススタディを用いて解答していく、子育て中の親に向けたお金の問答集。子どもがお金に困らない人になるためのヒントが満載です。

金銭教育にお勧めの絵本

『6歳から身につけたいマネー知識 子どものお金相談室』
出版社/青春出版社 著/キッズ・マネー・スクール
監修/ 三浦康司 ・草野麻里

[実践]お小遣い帳をつけてみよう!

お小遣い帳を見ると、自分が何にどれだけ使ったのかお金の流れが一目で分かります。もらった金額と使った金額を見える化し、親子で振り返ることが大切です。

 お小遣い帳を見ると、自分が何にどれだけ使ったのかお金の流れが一目で分かります。もらった金額と使った金額を見える化し、親子で振り返ることが大切です。

ポイント(1)お金を使ったらその日のうちに記入する。

買ったものや値段は忘れないうちにお小遣い帳に付けることを習慣にしましょう。

ポイント(2)財布の中身とお小遣い帳の残高が同じかどうか確認する。

生きた計算能力が身に付きます。計算ミスや書き損じなどの失敗は学びにつながります。

ポイント(3)親子で一緒に振り返りをする。

買ったものが「必要なもの」か「欲しいもの」か、何にいくら使ったのかなどを一緒に確認しましょう。

お小遣い帳を楽しく長期的に続けられるように、子どもの性格や成長に合わせて始めてみてくださいね。

記事内の情報は掲載当時のものです。記事の公開後に予告なく変更されることがあります。

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この記事を書いた人

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