眠っている物たちをたたき起こせ! 押し入れの正しい活用術

眠っている物たちをたたき起こせ! 押し入れの正しい活用術

新年度のスタートを前に、家の中の収納を見直してみませんか。そこで、「押し入れ」に注目!「とりあえず詰め込み」がちだった場所を整えて、春からは必要な物がサッと取り出せる“活きた収納スペース”に変身させましょう。

目次

さあ、押し入れと向き合う時がきた!

量を減らし活きる空間に

押し入れやクローゼットが「とりあえず」の不要品置き場になっていませんか。

押し入れは本来、使う物を出し入れする大切な場所。しまい込んだままでは、大切な品でも湿気で劣化してしまいます。 まずは「1年以内に使うか」を基準に中身を減らし、その後、奥行きを活かして、カテゴリー別に収納。空間を賢く使いましょう。押し入れによく入っているアイテム別に手放しポイントをご紹介します。

押し入れ片付けの基本ステップ
  • 全て出す
    • 中身を一度空にして現状を把握する
  • 取捨選択
    • 必要な物と不要な物を分ける
  • 分類・配置
    • 種類ごとに最適な置き場を決める
収納のポイント
  • 奥行きの活用
    • 「引き出し式ケース」がおすすめ
  • 取り出しやすさ
    • よく使う物は「手前」や「腰の高さ」に
  • 詰め込みすぎない
    • 風通しをよくする

教えてくれたのは

ゆっこ先生 芹川 由久子さん
ゆっこ先生
芹川 由久子さん

片付けアドバイザー。“収納を楽しむこと”をコンセプトに「片付け相談室」主宰。すぱいすでは「ゆっこの楽しくお片付け」を紙面&WEBで連載中。

Instagram @yukko_okatazuke

季節の飾り物:「年1で使う物」をまとめる

季節アイテムは、出し入れを楽にするのもイベントを楽しむコツ。クリスマスグッズや節句人形は、取り出しやすい場所にまとめましょう。数年出番がない物は、今の暮らしに合っていない証拠。リサイクルショップやお炊き上げなども検討して。

壊れた小型家電:使えない物は即決断

壊れた家電は「修理か処分か」を迷い、つい放置しがち。説明書や部品がないものは、思い切って手放しましょう。自治体のルールを確認すれば、意外と簡単に処分できる場合も多いですよ。

思い出アイテム:見返せる場所に移動

アルバムなど思い出の品は、奥にしまうと存在を忘れがち。本当に大切な数点だけを厳選し、リビングなど「すぐ手に取れる場所」へ移しましょう。残りはデータ化すれば、保管スペースを大幅に節約できます。大切なのは「しまい込むこと」ではなく「いつでも見返せること」です。

いつでも見られるのねー

3年以上着ていない服:前シーズンに着たか?

高価なコートやフォーマル服ほど手放しにくいものですが、判断基準は「前シーズンに着たかどうか」だけでOK! 箱や袋に入れたままの放置は、湿気がこもりカビやシミの原因になります。着ない服は早めにリサイクルショップへ。クローゼットに風を通し、今の自分に似合う服だけを大切にしませんか。

来客用布団:「出番少なめ」ならレンタルも

かさばるのに出番が少ない来客用布団は、長期間の保管で湿気によるカビも心配です。圧縮しても場所をとる、または出番が少ないならレンタルやクリーニング店の保管サービスに切り替えるのも賢い選択。手放す場合、専用袋に入る大きさなら燃えるごみに出せる場合も。

ゆっこ先生が実際に見た押し入れ失敗例

ずっと奥にしまい込んでいた布団を久々に出して使った途端に家主がぜんそくに。挙げ句の果てには入院してしまうはめに…。

未完成の趣味アイテム:続けないならバトンを

「いつかやるかも」と数年放置した趣味グッズ。作りかけの編み物やカメラなどが押し入れに眠っていませんか。今の自分に続ける熱意がないなら、思い切って手放す、または得意な人にお願いを。「今の楽しみ」のために、場所を空けましょう。

さよなら〜 なんだかすっきり〜

食器:「使う」が最優先

「高価だから」「もらい物だから」と眠らせている食器はありませんか。食器は使ってこそ価値が出るもの。しまい込むとシミや劣化の原因にもなります。まずは、欠けやひびがある物を自治体のルールに従って処分しましょう。残す基準は「使う場面があるかどうか」。大事にしている物を日常使いして、毎日の食卓を彩りましょう!

1つの引き出しに1アイテムだけ収納すると出し入れしやすい
1つの引き出しに1アイテムだけ収納すると出し入れしやすい
ゆっこ先生が実際に見た押し入れ失敗例

一眼レフのアナログカメラを数年、押し入れに眠らせていたら電池のところから液漏れしていて、ベッタベタに!

こ、これは危ない!!

子どもの持ち物:新学期に向けて”場所”づくりを!

お子さんのいる家庭では、3月は学校からプリントや作品、学用品が一気に持ち帰られる時期。そのまま押し入れにしまってはいけません! 春休み前の今のうちに、子どもの持ち物の見直し&スペース確保をしておくと新学期の準備がスムーズに。親子でできる整理のコツをご紹介します。

作品の棚卸し

プリント、作品、ワークを一度集め、「残す」「手放す」の判断を。写真で残す、お気に入りだけ現物で残すなど、子どもと一緒に選別しましょう。大きな作品は、期間限定で飾るなど、楽しみ方も考えてみましょう。

残す物を引き出し1つ分などスペースを決めて
残す物を引き出し1つ分などスペースを決めて

学用品は「使えるか」で見直し

短くなった色鉛筆やボロボロのファイル、使わなかったノートなどをチェックして。必要なものが明確になり、新学期の買い足しもムダがなくなります。文具やプリントなど4月は物が増えます。引き出し1〜2段分程度の空きスペースがあると安心です。

一時置きスペースを作る

3月の“持ち帰りラッシュ”に備え、こども部屋の隅やリビングの邪魔にならない所に一時置きスペースを。処分の判断がまだつかないものも、いったん、ボックスや紙袋などにまとめておき、ゴールデンウイークに再度確認して、捨てるか収納するかを決めましょう。

期間限定で持ち帰り物スペースを
期間限定で持ち帰り物スペースを

人によって「必要なもの」や「取り出しやすい場所」は異なるため、押し入れ収納の正解は一つではありません。大切なのは、全体を見渡せて、どこに何があるかを把握し、最低でも年に1度は物が動いている状態にすることです。

お片付けアイデアが続々!「ゆっこの楽しくお片付け」

記事内の情報は掲載当時のものです。記事の公開後に予告なく変更されることがあります。

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この記事を書いた人

熊本市を中心に31万部戸別配布のフリーペーパー「くまにち すぱいす」がお届けする、熊本の暮らしに役立つ生活情報サイトです。

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