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良い人間関係は初対面が肝心! “はじめまして”の印象アップテク

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ワーキングスタイル ー働く人を応援するページー

新学期や新生活が始まり、出会いが増える時季です。初対面の人には好印象を与えたいものです。ビジネスやプライベートで使える対話のコツや初対面で失敗したときのリカバリー方法を、マナーの専門家に教えてもらいました。

まず身だしなみや表情チェックを

人は最初に会った時の相手の表情や身だしなみ、言葉遣いなどをその人の印象として長く記憶するといわれています。良好な人間関係を築く上で第一印象はとても重要です。

まずは相手の目に入りやすい身だしなみや表情をチェックして。特にこれまでのマスク生活で表情筋が衰えて表情が乏しくなっている人は、自然な明るい笑顔が出るよう目や口元のストレッチに取り組みましょう。

他にも、言葉遣いを丁寧にする、相手の目を見るなど、印象を左右する項目があります。もし初対面で緊張して失敗しても、多くの場合はその後の対応や振る舞いで挽回が可能です。相手への思いやりの気持ちを持つことが自然と所作に表れ、良好な関係づくりにつながっていくはずです。また好印象を与える所作は、日頃の心掛けも大切。近しい人への態度や言葉遣いなども見直しましょう。

お話を聞いたのは

株式会社ヒューマン・スパーク ビジネスマナー・接遇講師
山本 直子さん

コミュニケーションは鏡のようなもの。まずは自分から丁寧に接することが大切です

少しの意識で好印象を! 対話のキホン

初対面で好印象を与えられるコミュニケーションのポイントを押さえましょう!

あいさつは普段より1トーン高くして明るく。笑顔も心掛けて。その後の会話は、安心感を与える落ち着いたトーンで話します。

うなずき

細かく多くうなずくのは不自然な印象に。話の区切りがいいところでうなずき、集中して聞いていることを伝えます。

視線

自己紹介やあいさつではアイコンタクトを取って。ただし、凝視しすぎないように注意。目を見るのが苦手な人は相手の眉間や鼻の頭を見てもOK。

自己紹介のテクニック

自己紹介する時に「俳優の○○さんと同姓同名です」「実は空手5段です」などの印象付けたいキーワードを入れると、相手の記憶に残りやすく会話の糸口にもなります。情報を盛り込みすぎず、身近な話題を一つ準備しましょう。

初対面での対話で失敗… 「やっちゃった!」ときの対処法

不注意や緊張によって起こりがちな初対面での失敗の事例と、印象を挽回する方法を紹介します。

[Case1]名刺を忘れた or 切らしてしまった

慌てず、しっかり自己紹介する

まずは「名刺を切らしており申し訳ございません」と謝り、社名と名前を名乗りましょう。電話番号やメールアドレスなどを伝える必要がある場合は紙に書いて渡し、「あらためて名刺をお送りいたします」と言い添えます。名刺を忘れたときのために、手帳や財布、バッグにも名刺を数枚入れておきましょう。

[Case2]待ち合わせに遅刻!

言い訳はせず、誠意を込めて謝罪

遅刻が分かった時点で謝罪の連絡を。言い訳をせず「自分に非がある」という姿勢で謝り誠意を伝えます。先方に待ってもらえる場合は余裕を持たせて到着予定時刻を伝え、到着後すぐに「大切な日に遅れまして誠に申し訳ございません」と丁寧なお辞儀と共に謝罪します。

[Case3]ついプライベートな質問をしてしまった

自分の話をして話題を変える

ついプライベートな質問をして相手が返答に困っている時は、すかさず「ぶしつけな質問をして申し訳ございません」と謝罪し、話題を変えましょう。外見や年齢、恋愛、家族構成、政治や宗教などの話題はNG。天気や時事ネタなど当たり障りのない話題や自分のことを話してみましょう。

記事内の情報は掲載当時のものです。記事の公開後に予告なく変更されることがあります。

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この記事を書いた人

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