深まる秋にそそられる、サツマイモのスイーツ。ほっくりとした優しい甘さと、スパイシーなシナモンの風味が相性抜群です。
〈教えてくれた人〉福島朝羽さん/料理研究家
冷えが気になる季節。血行を促進し冷え性改善効果のあるシナモンと、旬のサツマイモを合わせてスイーツにしました。卵が余らないよう、2個を使い切る配合にしています。
材料/16個分
- ●芋あん
- サツマイモ(正味)
- 500g
- 砂糖
- 約100g
- バター
- 30g
- 卵黄
- 1.5個分
- 練乳
- 大さじ2
- ●皮生地
- バター
- 40g
- 砂糖
- 100g
- 卵白
- 2個分
- 薄力粉
- 200g
- ベーキングパウダー
- 小さじ1/2
- ●照り卵
- 卵黄
- 0.5個分
- みりん
- 小さじ1/2
- シナモンパウダー
- 適量
- 黒ゴマ
- 少々
作り方
-
1
芋あんを作る。サツマイモは皮ごと蒸す(またはゆでる)。熱いうちに皮をむいてつぶし、バター、砂糖、練乳、卵黄の順に加えてその都度よく混ぜ合わせ、冷ましておく。
※サツマイモの水分が少ないときは、牛乳を少量加えて滑らかにする -
2
皮生地を作る。バターは室温に戻し、泡立て器で砂糖と混ぜる。卵白を少しずつ加えて混ぜたら、薄力粉とベーキングパウダーをふるい入れてゴムべらでしっとりするまで混ぜる。
※生地が軟らかいようなら、ビニール袋に入れて冷蔵庫で20~30分寝かせる -
3
(1)の芋あんを8等分にし、サツマイモの形に形成する。
-
4
皮生地を8等分にする。まな板に打ち粉(分量外)をふり、めん棒で直径12cmほどに延ばす。
※打ち粉はふり過ぎないこと -
5
(4)に(3)の芋あんをのせ、皮生地の両端を合わせるように閉じて包み、芋の形に整える。
-
6
シナモンパウダーを広げて(5)をのせる。転がして表面全体にまぶし、包丁で斜めに2等分する。切るときに形が崩れるので、優しく整える。
-
7
照り卵用の卵黄とみりんを混ぜ合わせ、(6)の切り口に塗る。中央に黒ゴマをのせる。
-
8
オーブンシートを敷いた天板に(7)の切り口を上にして並べ、170℃に温めたオーブンで25~30分焼く。
POINT
皮生地で芋あんを包むとき、皮の合わせ目が厚くならないように注意。皮の厚みが均等になるように包みましょう。芋あんの砂糖は、芋の甘さに応じてお好みで加減を。
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