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イベント情報

カフェ 木のけむり・西区島崎│木漏れ日に癒やされる、四季折々に楽しめる北欧風カフェ

天正12年(1584)、播磨国(兵庫県)に生まれ、60余度の勝負をして一度も破れなかったという剣豪 宮本武蔵は、その晩年5年間を熊本で過ごしました。

今回は、その武蔵の生涯について知ることができる美術館「島田美術館」の敷地内にある、素敵なカフェ「木のけむり」をご紹介します。

目次

木漏れ日が美しい北欧風カフェ

「島田美術館」の門をくぐると、右手に宮本武蔵「島田美術館」、左手に青いドアが印象的な「カフェ 木のけむり」があります。

落ち着いた門構えと手入れの行き届いた日本庭園に緊張しつつ、カフェ木のけむりのドアをあけるとびっくり!

外の和の雰囲気から一転、北欧のカフェに迷い込んだような気分に。

いろんな席があり、それぞれに魅力的でどこに座るか迷うほど!

窓に面したカウンターやテーブル席からは庭園の木々が見え、風に揺れる木漏れ日に癒やされます。

秋には窓から見える紅葉が色づき、また別の景色が楽しめるそうですよ!

一階と半地下からなり、半地下には暖炉も置かれています。

半地下の席は隠れ家的で、楽しくこそこそ話をしたくなる空間。寒い冬にも訪れてみたくなります。

シーズンで変わるランチメニュー!10月末まで楽しめる「厚あげ」が入ったタイカレー

ランチタイムは11時半~14時まで。メニューは季節によって異なります。(前払い制)

この日は10月末まで限定の「厚あげとチキンのタイカレー」1100円をいただきました。

夏季限定メニューで、リピーターも多い人気メニューだそう。

大きな厚揚げとチキンが入っていて、ボリューム感もあり。ゴーヤやナス、パプリカなど、色とりどりの夏野菜がゴロゴロ。

具材たっぷりのルーをかけるとこのような感じに!

ココナッツ独特の風味と甘さが感じられ、スパイシーな香りが食欲をそそります。

厚揚げとカレーが合うのにもびっくり!ヘルシーだけれども満足感たっぷりなカレーです。

ドリンクにスイーツ、喫茶の王道 プリンも本格派

カフェ 木のけむりはランチだけでなく、カフェメニューも充実。

中でも自家製のプリンは、ほろ苦いカラメルソースがプリンとの相性抜群。

ちょっと固めでたまごの味がしっかり感じられるところが、古き良き喫茶店のプリンを思わせます。

赤ちゃん連れのお客さんにも安心な設備が充実!

カフェ 木のけむりでは、小さな子ども連れのお客さんにもランチやカフェを楽しんでもらえるよう、子ども用の食器や椅子、赤ちゃんを寝かせられるゆりかごが用意されています。

お手洗いにはおむつ交換ができる台もあるなど、小さな子ども連れのお客さんにも優しい配慮が店内のいたるところに見られます。

店内のアートやショッピングコーナーにも注目!

カフェ木のけむりの壁にはアートがちりばめられ、この空間にいるだけで感性が磨かれそう!

入口の売店でも様々なアーティストの作品が販売されていました。

中にはお隣の「島田美術館」にちなんで13歳のころの宮本武蔵の肖像画をモチーフとしたイラストのトートバックも販売されています。

13歳と言えば、武蔵が新当流の有馬喜兵衛に打ち勝った頃。

この歳から負け知らずだった武蔵のことを思うと、このバッグ、縁起がよさそう!

私も愛用していますが、ペン刺しもありとても使い勝手のよい商品です。

「島田美術館」で熊本にゆかりある宮本武蔵に想いを馳せて

カフェのすぐ隣にあるのが、晩年を熊本で過ごし、「五輪の書」などの書物を書いたと言われている剣豪 宮本武蔵のことを知ることができる「島田美術館」。

カフェ木のけむりでランチやカフェを楽しんだ後に、ぜひ立ち寄って欲しいおすすめスポットです。

営業時間は10時~17時。休館日は毎週火曜と第2第4水曜日となっています。

中には武蔵の生き方を記した「獨行道(どっこうどう)」や、雲厳禅寺に残したとされる木像など武蔵の晩年の様子が感じられる展示物の数々が。

同じく熊本にゆかり有る細川忠興とその妻であったガラシャについて知ることができる貴重な展示物もありました。

美術館内は写真撮影がNGとなっていますが、一部、お庭を望むことができるロビーとそれに面したお座敷が撮影できます。

入館料に+300円で、お庭を眺めながら武蔵が理想の生き方を書き残した「獨行道」を写生する体験もできますよ。(随時受付)

墨を擦って筆で文字を書くのは、多くの方にとって非日常的な体験だと思います。

書く間、無心になることができ、書いた紙は持ち帰ることができるので、悩み事があるときなどに書きに来たり、書いた紙を見返してみては。何かヒントが見つかるかもしれません。

期間限定の展示もぜひチェックしたいところです。

2024年10月2日(水)~12月22日(月)には、加藤清正公のお抱え刀として知られる室町時代末期の九州・肥後国で活躍した、菊池延寿鍛冶からうまれた刀工一派「同田貫」の展示が予定されています。

2024年中に予定されている、今後のイベントは次の通りです

期間イベント
10月2日~12月22日同田貫展
10月26日 
10時~16時(正し、12時~14時は除く)
国際刀装具会特別展
11月2日(10時~11時)刀剣教室
11月9日(13時~14時半)ミュージアムトーク「同田貫刀匠たちについて」

カフェ木のけむりでゆっくりした後は、隣の美術館で武蔵の生きざまに触れたり、期間限定の展示で歴史や文化に触れたりしながら、自分自身を静かに見つめなおす時間を過ごすのもいいもしれません。

カフェ 木のけむりの基本情報

住所熊本市西区島崎4-5-28
TEL096-352-4597
Webサイト@kinokemuri
営業時間10時~17時(OS 16時30分)、ランチ11時30分~14時(なくなり次第終了)
休業日火曜、第2・4水曜
25席
駐車場15台

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この記事を書いた人

熊本城が大好きで、2021年6月熊本に移住。各種SNSで「熊本城日記」を更新、「くまもとよかとこ案内人」の一員として熊本城等のガイドをしながら、熊本城の復興を応援!熊本生活を楽しんでいます(*^^*)

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