花唐符・南小国町|“あか牛”のうま味際立つ麻婆豆腐ランチと昔ながらの手作り豆腐

熊本市内から車で約1時間半、南小国町の緑豊かな山あいに、静かに佇むお店があります。
店名は「花唐符(はなどうふ)」。
昔ながらの手づくり豆腐を中心に、優しい味わいの料理を提供する“豆腐レストラン”です。
今回は、他では絶対に食べられない、あか牛のうま味がたっぷり詰まった自慢の「赤牛麻婆豆腐」をご紹介します!
木立に包まれた南小国のとうふ処「花唐符」へようこそ!
ミルクロードから南小国町へ向かう途中。自然の中にすっと溶け込むように建てられた木造の店舗があります。


木立の中に立つ建物の前には「とうふ」ののぼりが揺れ、静かな時間が流れていました。


店舗前には約15台分の駐車スペースが確保されており、観光ドライブの途中でも安心して立ち寄れます。


思わず道草したくなるようなロケーションですね。
店内はまるで山小屋のよう。木の温もりに包まれる癒し空間
一歩足を踏み入れると、天井まで届く太い木と、広々とした居心地の良い空間が広がっていました。


奥にある座敷席には掘りごたつもあり、足を伸ばしてゆったり座れます。お子様連れでも安心してくつろぐことができそうです。


店内の一角には、陶器や手仕事雑貨のコーナーも。


器好きにはたまらないギャラリーになっています。




ランチの時間は11時~15時までですが、ギャラリーは10時~17時まで開いているので、ちょっとした寄り道にもピッタリですね。
豆腐づくしの花ランチセット。主役は「赤牛麻婆豆腐」!
そんな「花唐符」で圧倒的な人気を誇るのが、花ランチセット・赤牛麻婆豆腐(1,780円)。


一見ヘルシーに見える豆腐料理ですが、この麻婆豆腐、ただものではありません…!
使われているのは、熊本が誇るブランド和牛・あか牛と、昔ながらの釜炊き製法で作られた自家製豆腐。
あか牛の深いコクと旨みがしっかり溶け込んだ餡に、甘い豆腐がとろりと絡む。そんな贅沢なひと皿です。


店主のご主人の中華経験を活かして作られているとのことで「あれ、麻婆豆腐ってこんなに美味しかったっけ?」とビックリするほど!


冷ややっこはぽってりした甘いお豆腐と、ピリッとしたしょうがの辛味の相性が抜群で、いくらでも食べられそう!


セットには、季節のものを使ったおかずに、熊本県産大豆を使ったご汁、そして極めつけにデザートの豆乳プリン。


ヘルシーだけど物足りなさは一切なし!
むしろ、「豆腐ってこんなに満足感あるの!?」と感動する、まさに豆腐料理の概念を変えるランチセットです。
おからコロッケに厚揚げ、豆腐ハンバーグ。手間ひまかけたごちそうたち
「花唐符」の魅力は、メインだけにとどまりません。




中でもリピーターさんがつくほど人気が高いのはおからコロッケ。
おからというと脇役になりがちですが、ここでは主役級の存在感です!
店内では手作りのお豆腐、厚揚げ、お味噌なども販売。


厚揚げは市販のものとはまったく違い、膨張剤などは一切使わず、昔ながらの製法でじっくりと手揚げされています。


そのまま切って、大根おろしと醤油でお酒のアテにもぴったりなんだとか。
ランチを食べた後は、おみやげに買って帰るのがマストですね♪
心も体も整う“とうふ時間”を南小国で。
「花唐符」がここ南小国でお店を構えてから、すでに35年。始まりは、オーナーがひとりで豆腐を作り、販売していた小さなお店でした。


釜で炊き、手で絞り、にがりだけで固める。今ではほとんど見られなくなった、昔ながらの豆腐づくり。
丁寧に、まじめに、変わらないやり方を守り続けてきたからこそ、味に説得力があるのでしょう。
あか牛と自家製豆腐がとろける麻婆豆腐。香ばしくてジューシーな厚揚げ。おからを丁寧に練り込んだやさしいコロッケ。
「花唐符」でしか味わえない贅沢な“とうふ時間”、あなたもぜひ体験してみてください。
花唐符
住所 | 熊本県阿蘇郡南小国町中原846-3 |
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TEL | 0967-42-0186 |
Webサイト | https://hanadoufukunugi.com/ |
@hanadoufukunugi | |
営業時間 | 10:00~17:00(ランチ11:00~15:00) |
休業日 | 水曜 |
席 | 30席 |
駐車場 | 約15台 |