第49景

婚活コーディネーター歴23年の私ですが、この度、過去最高ペア率を記録しました‼

10月23日、湯前町で開催した婚活イベントで、男性13対女性15が出会い、10組のペアが誕生したのです。これは7割6分の確率でパートナーが見つかったということになります。一般的な婚活イベントでペアになる確率は2割~3割と言われていますので、脅威の成立率です。

「どうしてそんなにカップルが誕生するの?」とよく聞かれますが、答えは簡単。参加者が本気で正直に婚活をするからです。例えば、合コンなどではもし結婚を意識していたとしてもまだ本当の気持ちは表に出しませんよね。あえて軽いノリを装い結婚についての願望や理想、自分の事は置き去りにして時間を過ごすことになります。一方、婚活イベントは初めから結婚についてズバリ話すので願望がある人たちにとっては手っ取り早いのです。ただでさえコロナに邪魔され出会いが減った今、婚活も時間との闘いなのです。

ちなみに今回は、熊本市内から独身女性をバスで湯前町にご案内しました。男性たちが住む場所(熊本市から3時間かかる湯前町)も承知した上で申し込んできた女性たち。参加理由も「結婚したいから!」で満場一致。看護師さんや幼稚園の先生など職場に出会いがない方が多く、「このチャンスを逃したくない!」と湯前到着までには全員が立派な狩人と化していました(笑)。 
イベントの途中、介護士をしているという男性が「いいなと思う女性を選ぶことはできたのですが、ここからどうしたらいいですか?」と相談してきたので、「投票タイムを待たずに相手に〝好きバレする″(好意を伝える)こと、『また会いたい』って言ってみなさい」と教えました。男性は素直に女性に伝えにいき、希望した女性とカップルになりました。もちろんうまくいくことばかりではありませんが、気持ちをはっきり伝えることで遠回りせず結論が出やすいのです。

こうして結婚したい人同士を引き合わせるのですから、今回の成立率も当然の結果なのかもしれません。プログラムの途中には、つり橋の上を歩きながら婚活する時間もあり、男女ペアで渡ってもらいました。成立数の多さにこの“リアルつり橋効果”が影響したかどうかは検証のしようがありませんが(笑)、とにかく多くの人が結ばれてよかったです。

過去の記事はこちらから!
https://spice.kumanichi.com/human-culture/kon-katsu/

イラスト/もりのともしび

婚活現場では結婚について話す。本音で話すことで遠回りを回避


PROFILE
荒木直美

あらき・なおみ 婚活コーディネーターとして、千数百組のカップルを誕生させた実績を持つ。婚活の心構えやカップルになるための必勝法をレクチャーする、オリジナルの婚「喝」語録が話題に。テレビやラジオでも活躍する主婦タレント。