津奈木の風土で育むアボカド 町の特産品として改良重ねたい

濃厚でクリーミーな味から「森のバター」として広く親しまれているアボカド。諫山さんは、国内では珍しい、アボカド生産に力を注いでいます。

大阪の市場で働いていた頃、「ライチやアボカドを国内で生産できないか」と、熱帯果樹に興味を抱くように。6年前地元に戻ると、高付加価値作物の実証実験として無農薬のアボカド栽培に取り組んでいることを知りました。自分の夢と重なり、「生まれ育ったこの地で未知なる作物を育ててみたい」と生産管理に携わることを決めました。

それまで、農業に関する知識はなく、県外からアボカド生産の専門家を招くなどして技術を習得。「土作りをはじめ、細やかな水やりや温度管理など、どれだけ手をかけたかで驚くほど品質が変わります」。現在は、季節ごとにベーコンやピンカートン、フェルテといった品種のアボカドを収穫。柔らかな果肉と濃厚な味が特長です。「収量は少ないですが町のバックアップで苗木の販売も始めました。アボカドを津奈木町の特産品として確立できるよう、これからも改良を続けていきます」

Time Schedule

6:30 起床、朝食
8:00 始業 農地を巡回し水やりなど
12:00 昼食
13:00 株の植え替え
17:00 自宅へ
19:00 夕食
20:00 インターネットで調べもの
23:00 就寝

諫山 敬さん
1962年、津奈木町生まれ。高校を卒業後、大阪の調理学校へ。飲食関連の仕事などを経て、2014年に帰郷。15年、地元の建設業社が手掛ける「つなぎ南興FARM」のアボカド、パッションフルーツ栽培生産管理責任者として業務を受託。両親と3人暮らし。

Information

諫山さんが育てたアボカドは「うまいもんドットコム」サイトで。
※時季により完売もあり