乳がん患者もおしゃれをして前向きに経験生かしケア用品専門店を開く

「乳がんの手術後や治療中もおしゃれを楽しんでほしい」ー。診察や治療が受けやすい袖ぐりがゆったりとした前開きワンピースや、術後などに使用できる明るいデザインの下着や帽子などのセレクトショップを運営しています。

自身も10年前に乳がんを経験。乳房の摘出や治療のつらさ、死への恐怖はもちろん、抗がん剤治療による脱毛や肌の黒ずみなど外見の変化に心を痛めました。術後に使う胸帯は地味なベージュ色しかなく、「これを着けるのかと落ち込み、実際に着けてさらに気分が沈んだ」と振り返ります。

転機は、乳がん患者用のおしゃれなブラジャーがあることを知った時。身に着けるものでワクワクする感覚を思い出した西口さんは、「乳がんでつらい思いをしている女性たちに、元気を取り戻してほしい」と専門店を開くことを決意しました。

看護師として、また乳がん経験者として気付いた機能や生地、デザインなどを提案し商品化。「手に取り試着しながら、お客さんが安心しておしゃべりできるお店にしたいですね」

Time Schedule

5:50 起床、朝食とお弁当作り、子どもの送迎など
8:00 病院勤務

12:30 移動
13:30 AIM開店

17:00 閉店
18:00 夕食作りなど
21:00 SNSで情報発信
翌1:00 就寝

西口 富士乃さん
1974年沖縄県読谷村生まれ。菊池恵楓園付属看護学校卒業後、熊本市民病院に勤務。2003年結婚、退職。10年、山鹿市内の病院に就職。11年がんの告知を受け手術。12年職場復帰。20年山鹿市内に「AIM」オープン。同市で夫と子ども3人と暮らす。

Information

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