米粉の離乳食を開発 手軽に作れる非常食として期待

大津町の銘菓「銅銭糖」。原料となる米粉の製造を行う「中村製粉」4代目です。「米粉をもっと身近な食品として食卓に登場させたい」と2016年、米粉と県産野菜を使った色鮮やかな「デコレーションだんご」を商品化。子どもたちが自分でこねて、ゆでて食べられることから、食育にもつながる商品として注目を集めました。

そんな時に起こった熊本地震。避難所にいろんな物資は届いているのに、赤ちゃんに食べさせるものが少なく、困っている人たちの姿を目にしました。この時、「調理施設がなくても、水を混ぜたらすぐに食べさせられる離乳食を米粉で作れないだろうか」と考えたのです。

アイデアが浮かぶと中村さんは、すぐに動き出しました。崇城大学の研究室や、栄養士などの協力も得ながら、昨年12月、グルテンフリーの「おこめとやさいの離乳食」が誕生。「保存期間が長い非常食としてだけでなく、手軽に作れて栄養面のバランスも良いので、いろんな人の育児に活用してほしいですね」

Time Schedule

5:00 起床、資料作成など
8:00 仕事スタート 製造
12:00 昼食
14:00 掃除、営業、配達など
18:00 終業
19:00 夕食
20:00 趣味のサッカーへ
23:00 就寝

中村 和弘さん
1966年、大津町生まれ。鎮西高校から福岡工業大学へ進学。スーパーのニコニコ堂に入社。24歳で家業の中村製粉を継ぎ、2011年から代表に。熊本地震をきっかけに米粉を使った離乳食を開発。大津町で妻と三男と3人暮らし。

Information

「おこめとやさいの離乳食」などは大津町道の駅、水車物語で購入できます。