被災した木造3階建ての旅館を再建 災害時の地域拠点にも

球磨川沿いにあり、「令和2年7月豪雨」で被害に遭った鶴之湯旅館を再建するために奮闘しています。同旅館は土山さんの曽祖父が1954年、八代市坂本町で創業。荒瀬ダム湖観光などでにぎわっていましたが、2007年ごろから休業状態に。「かつて旅館を切り盛りしていた母親の思いや、貴重な木造3階建ての日本家屋を多くの人に知ってほしい」と、2016年に土山さんが旅館の営業を再開。経営が軌道に乗った頃、水害に見舞われました。

豪雨後、水が引いた旅館の前を流れる球磨川を見ると、いつも以上に美しく見えたと話す土山さん。「もう一度、ここで頑張れと背中を押された気がして、再建を決意しました」。その後、旅館の再スタートを望む常連客、被災に詳しい専門家らが中心となり「鶴之湯の恩返しプロジェクト」が結成され、クラウドファンディングなどの支援を受けながら復旧を進めています。

電気自動車の設置などの防災対策も予定。「災害時に地域住民の拠点となるような場所でもありたい」。今年8月の一部オープンを目指しています。

Time Schedule

7:00 起床・朝食
9:00 旅館で片付けや復旧工事の手伝い
18:00 帰宅
19:00 復旧プロジェクト「鶴之湯の恩返しプロジェクト」のZoom会議
22:30 夕食後就寝

土山 大典さん
1982年熊本市生まれ。ルーテル学院大学、高麗大学(韓国)を卒業後、ソウルの飲食店に勤務。2012年に帰国し、フリーランスの通訳者として活動。16年、休業中だった鶴之湯旅館(八代市)を再開。八代市内の仮設住宅で父親と2人暮らし。

Information

復旧ボランティアを受け付けています。問い合わせは、鶴之湯旅館・土山さんTEL:0965-45-8050まで。