22歳で単身イタリアへ 日本人初、ビーガン料理で世界一

2019年にトリノで開催された、動物由来の食材を使わないビーガン料理の世界大会で優勝しました。幼い頃から料理好きで、中学生の時に、自分が作ったチャーハンを友達が「おいしい!」と平らげてくれたことがうれしくて、シェフへの道を進むことを決めました。

日本のイタリアンレストランでの修業を経て、「現地で料理に必要なことを全て吸収したい」と単身イタリアへ。「言葉も分からない中で飛び込みましたが、何とかなるものです」と笑います。周囲からの勧めで挑んだ世界大会。「伝統料理」と「クリエーティブ料理」の審査では、繊細な味や盛り付け、全てにおいて高く評価されたそうです。

上田さんの料理は、素材本来の味を最大限に引き出したシンプルなもの。「海外のレストランで認められるには、料理にも自己主張がないと埋もれてしまいます」。そのために上田さんは、だしの取り方や盛り付けなど、イタリアンの中にも“日本”を感じさせる工夫を施します。「今の店を任せてもらえるようになったら、将来は熊本でも店を持ち、皆さんを笑顔にしたいです」

Time Schedule

7:30 起床
8:00 朝食
8:30 食材の買い出し
11:30 昼食、ワイン試飲
13:30 開店準備
18:00 レストランオープン
19:00 夕食
23:30 料理、パン生地の仕込み、買い物リストアップ
翌1:00 就寝

上田 悟さん
1987年、御船町生まれ。熊本国府高校、大都司都司調理師専門学校卒業。大阪のイタリア料理店で修業し、22歳でイタリアへ。トリノの一つ星レストランで10年間働き、昨年、フランスとの国境近くのクールマイユールにある店へ。トリノで1人暮らし。

Information

上田さんの勤務するレストラン情報は、HP(「L’ARMADILLO VINO‐CIBO‐MUSICA」で検索)で。