ふらっと立ち寄れる寺が理想 「お坊さん」を身近に感じて

誰もが気軽に「ふらっと立ち寄れるフラットなお寺」が、來迎院(西区春日)の目指す姿です。奈良時代に創建され1300年続く古刹ですが、副住職の小川さんは寺での新たな楽しみ方を積極的に提案。本堂で自分時間を楽しむ「おてらBOOKカフェ」や、写経後にカフェスペースでくつろげる「写経・写仏カフェ」、掃除や写経を行う朝活「テンプルモーニング」などが好評です。

自寺だけでなく、広く寺や僧侶を身近に感じてほしいと願う小川さんは、宗派を超えた市内の4つの寺院で連携し、お坊さんと一緒に楽しみながら書を学ぶ「お寺de書楽」を始めました。「持ち回りで開催し、毎回お坊さんによる読経と、書についてのお話もあります。書道の歴史や背景を知ることもでき、字が好きになるのでは」と話します。

コロナ禍で心にゆとりや豊かさがなくなっている今、閉塞感や孤独感を抱く人が増えています。「寺は非日常空間で、足を運ぶだけで気持ちがフラットになる」と小川さんは言います。「家でもない、職場や学校でもない、『第3の居場所』のように感じてほしいですね」

Time Schedule

6:00 起床。朝食
7:30 テンプルモーニング(朝掃除の会)
12:00 昼食
14:00 お寺de書楽
18:30 帰宅。子どもとの時間、夕食、入浴
23:00 映画鑑賞して就寝

小川 大心さん
1978年、熊本市生まれ。京都の佛教大学で僧侶の資格を取得。卒業後は見聞を広げようと14年間、会社員生活。2016年に帰熊し、生家である來迎院の副住職となる。「SDGsおてらネットワーク」に参加するほか、社会貢献活動も積極的。妻子と5人暮らし。

Information

「お寺de書楽」をはじめ來迎院の活動はインスタグラム(raikoin)をチェック。
https://www.instagram.com/raikoin/