eスポーツに出合い広がる交流 将来の夢は「プロゲーマー」

進行性の難病を患い普段は布団の上で過ごすことが多い伸一郎くんですが、ひとたびゲームのコントローラーを握ると目を輝かせ器用に操ります。1歳の時に脊髄性筋萎縮症(SMA)と診断され、リハビリの一環で使い始めたのがタブレット端末です。「普通のおもちゃでは遊べなくても、タブレットで楽しそうに遊び、扱いに慣れていきました」と母親の紘子さんは振り返ります。

自由に外出ができない伸一郎くんを外の世界とつなげたのがコンピューターゲームで競う「eスポーツ」です。6月にはeスポーツ支援会社から「ゲームを通して社会的交流を増やすことを後押ししたい」と専属プレーヤーとしてスカウトされ、契約を結びました。同社が月1回開く大会にも参加し着実に腕を磨いています。

ユーチューブチャンネルも開設。ゲームの対戦相手に、「僕ユーチューバーだよっていうと『すごい』って驚かれる」と誇らしげな表情。「将来はプロゲーマーになりたい」との夢に、紘子さんも「目指すものができたのがうれしい」と喜んでいます。

Time Schedule

7:00 起床。朝食
8:00 自宅でリハビリ
9:30 オンライン授業
11:30 昼食。ゲーム
14:00 タブレットで宿題をこなす
15:30 訪問リハビリ
17:00 入浴、夕食。ゲーム
21:00 就寝

西岡 伸一郎くん
2014年、熊本市生まれ。1歳の時に脊髄性筋萎縮症(SMA)と診断される。幼い頃から入退院を繰り返す中、ゲームやeスポーツと出合い社会とのつながりを広げる。21年4月に特別支援学校に入学。同市で両親と妹の4人暮らし。

Information

ユーチューブでゲーム対戦の様子や日常生活を発信しています。
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