木のおもちゃを通し新たな場所づくり ママと子どもに安心と癒やしを【すてきびと】

保育士や幼稚園教諭として経験を積み、おもちゃコンサルタントの資格も取得した橋本さん。今年9月、大津町に木のおもちゃ遊びを通して子育てをサポートする「こどもとおもちゃのフラットソース」をオープンしました。

「自分の感情を言葉でうまく表現できない未就園児とのコミュニケーショに悩むママたちが訪れる場所をつくりたい」と、約1年前から構想を練っていました。

同所では、子どもの年齢や興味に合わせたおもちゃの選び方をアドバイスするほか、遊び方や子どもへの声掛けのコツを教えています。利用者からは「わが子が自由な発想で遊ぶ姿を見て新たな一面に気が付いた」「一緒に遊んで子どもがどんなことに興味があるのか分かりました」と喜ばれています。

一方で、コロナ禍で人との接触にも制約がある中、子育ての悩みを相談する場がない保護者もおり、「自分の経験を生かし、相談にも応えていきたい」と橋本さん。今後も、マルシェの開催やオリジナルのおもちゃを作る企画など、さまざまな形でママと子どもたちをサポートしていく予定です。