器と食「わく和煦」店主 荒井 美華さん

「店名は、“わくわく“と言います」。南阿蘇の大自然に囲まれた築140年の古民家で出迎えてくれた荒井さん。「器と食を通して、わくわくする気持ちと温かさを届けたい」と昨年、長崎から移住し、大好きな器の販売を始めました。

「土や石で作られた器を扱う店を出そうと自然が豊かな土地を探していて、南阿蘇はぴったりの場所だった」と言います。現在は、福島、鹿児島、熊本の陶芸家4人の作品を展示、販売していますが、店内に並ぶ器は決して多くはありません。「必ず窯元に足を運び、作家の熱い思いや暮らしの様子までもが伝わってくるような作品を見極めています」

店内には、器の説明文はもちろん、作家に「わくわくすること」などをインタビューした際のコメントも掲示しています。

荒井さんは自らを「作り手と使い手の橋渡し役」と言います。昨年11月からは、好きな作家の器で手作りスイーツを提供する「おやつタイム」もスタート。今後は地域の人との関わりも大切にしながら、雄大な風景を生かしたイベントも計画しているそうです。

過去の「すてきびと」の記事はこちらから
https://spice.kumanichi.com/category/human-culture/suteki-bito/

Time Schedule

6:00 起床、朝食、身支度
8:00 開店準備、器の陳列
10:00 オープン 接客、打ち合わせ
17:00 閉店 器の片付け
18:00 事務作業
19:00 夕食
21:00 読書
23:00 就寝

荒井 美華さん
1988年、佐世保市生まれ。長崎県立大学卒業後、公務員として働く。2021年3月退職し、県内外の器店巡りを始める。22年2月、南阿蘇村に住む友人に誘われ移住。同年7月、器と食「わく和煦」をオープン。

Information

器と食「わく和煦」の情報はインスタグラム
@us.waku2.aso)で。