天草市で書店開業から1年 本づくりに真剣な小出版社を応援したい

昨年4月、天草市にオープンした『本屋と活版印刷所』は文字通り、16坪ほどのスペースに書店と活版印刷所の工房が同居しています。書店にはミシマ社、ナナロク社、夏葉社など小規模の出版社の作品を中心に永田さんが「読んでほしい本だけ」を並べています。

永田さんは天草市で年に1度開かれる、陶芸やアートなどの作り手が集う見本市「アマクサローネ」の実行委員を務めており、2016年からミシマ社の編集者たちを招き、トークライブを開催。親交を深めるうちに「“一冊入魂”を掲げて、本づくりに真剣に取り組む彼らを応援したい」という思いが強くなったそう。そんな時、同市で活版印刷を手掛ける長島裕介さんから誘いを受け、スペースをシェアする形で書店を開くことになりました。

今のところ、書店に専念するには売り上げが厳しく、店番の傍らデザインや絵本制作の仕事もこなしています。「本が好きという気持ちが、この先も『大丈夫、なんとかなるやろ』と思わせるんです。本を通して新たな出会いにも恵まれて、こんなにいい仕事はないですね」

Time Schedule

6:15 起床、弁当作り、朝食
10:00 開店。在庫チェック、本の発注、デザインの仕事など
15:00 ランチ、お茶の時間
17:00 閉店
19:00 夕食、読書など
24:00 就寝

Information

「本屋と活版印刷所」 天草市中央新町19‐1
http://booksandletterpress.com/