柔らかな日本在来種の和綿 南阿蘇の気候風土に合った種をつなぐ

南阿蘇村で、日本在来種の綿・和綿を栽培、周知活動を行う『三つよりの糸舎』を主宰しています。19歳の時に綿花を紡ぐワークショップに参加し、フワフワと心地よい手触りに魅了されたとか。「以来、庭先などで少しずつ育て、種をつないできました。西洋の綿は花も実も上向きですが、和綿は下向き。日本は雨が多く湿度が高いので、水分が逃げやすいように下を向いているのです」

長年続けてきた和綿の栽培ですが、子育てと自身のけがで5年間、中断したことも。再開のきっかけは熊本地震の復興支援でした。子育て中の女性5人で、自家栽培の野菜を販売することに。「その時のメンバーの後押しで和綿の栽培にもう一度挑戦しようと思いました。畑を貸してくれたり、ワークショップの場を提供してくれたり、仲間の支えが心強かったです」。翌年には、栽培から糸紡ぎ、機織りなど、1年かけ作業を体験するワークショップも開始。「体験した方たちに和綿の温かさを直接知ってもらえれば。そのために私も技術を磨きます。個人的には、布も中綿も南阿蘇の和綿で家族の“はんてん”を作りたいですね(笑)」

Time Schedule

6:00 起床・朝食
7:00 子どもを送り出す。犬の散歩、家事
10:00 畑作業や糸つむぎ作業など
16:30 子どもの勉強を見る。犬の散歩
18:30 夕食
21:00 子どもを寝かせ、事務仕事や読書
23:00 就寝

竹腰 満里江さん
1980年、埼玉県生まれ。22歳の時に農業研修で南阿蘇村を訪れたのを機に移住。結婚、出産を経て、2016年に結成した「お結びfarm」で熊本地震の復興支援と和綿の栽培に取り組む。夫、2人の息子と暮らす。

Information

ワークショップ開催中。スケジュールなどは、facebook「三つよりの糸舎」をチェック。