障害があってもおしゃれを楽しんで 「こんな服があれば」をかわいく形に

障害がある子どもが、寝たままや車椅子に乗ったままでも着やすく、デザインにもこだわった服を製作、販売しています。「子どもに服を着せる時の母親の笑顔を見るのがうれしい」

訪問看護の研修で、重度の障害がある女児の母親から「かわいくて着せやすい服が見つからない」という言葉を聞いたことがきっかけ。裁縫が得意だったこともあり、ポケットから胃ろうチューブを出せる前開きのロンパースを、ピンクのチェック柄の生地で作りました。「障害児を持つと、お世話にばかり気持ちが向きがち。服選びを子育ての楽しみとして体験してほしかった」。評判は口コミで広がり、ニーズが多いことを実感。背中が開いて、かっぽう着のように着ることができる晴れ着も考案しました。どう工夫すれば本人の着心地が良いかなど、看護師経験を生かして作った服やアイテムは600点以上になります。

現在、既製服を着やすく便利で、かわいくリメークするハウツー本を作ろうと計画中。「医療従事者の知識や視点も取り入れた内容にしたい」と意気込みます。

Time Schedule

6:30 起床、朝食
7:30 職場へ
8:00~17:00 仕事
18:00 帰宅後、夕食の準備など
22:00 商品開発など
翌1:00 就寝

山本 智恵子さん
1978年、熊本市生まれ。専門学校卒業後、准看護師として病院勤務や訪問看護を経験。2018年、障害児用衣服を自ら作る「ReFREL」を設立。翌年、就労継続支援B型事業所、販売店「トイロ・エフェクトリー」を東区若葉にオープン。同市内で家族4人暮らし。

Information

活動の様子はインスタグラムで発信。「トイロ・エフェクトリー」で検索を