天草産クラフトビールを製造 特産物を使い地域を活性化

自家栽培したホップと、パール柑や晩柑、デコポンなど旬を感じられるフルーツを副原料にしたクラフトビールを製造しています。スッキリとした飲み口が特長で、ビールが苦手という人にも受け入れられています。銀色に輝くタンクには現在、ライチと天草の塩を使ったビールを仕込み中。「天草産ビールで、地域を活性化させたい。副原料に使える地元の特産物は豊富で、組み合わせは無限大」と夢を膨らませます。

五和町の自宅隣接地に構えた醸造所で仕込み作業を行う荒木さんは、熊本市で美容室を営んでいます。毎日、長距離を移動する労をいとわず、「どちらの仕事も面白いから続けます。無理だと思ったら少し休めばいい。自分でコントロールできますから」と笑顔。

酵母を自家培養することを目標に掲げ、5月から崇城大学で応用微生物学を専門とする教授と酵母の共同研究を始めました。「最近、ビールは“化学”だと感じています。未知の世界で分からないことだらけですが、それも楽しい。学んだ成果で、ビールの品質安定などにつなげていきたいですね」

Time Schedule

5:00 起床。水や麦芽などに関する勉強
8:00 醸造所(五和町)から美容室(熊本市)へ
10:00 美容室で仕事
20:00 再び醸造所へ移動
22:00 製造管理、清掃、事務作業など
翌1:00 就寝

荒木 信也さん
1979年、天草市生まれ。東京で約14年間、美容師として働いた後に帰熊。起業準備と醸造所での研修を進めながら2018年に無農薬のホップ栽培を開始。19年3月にAMAKUSA SONAR BEER合同会社を設立。今年5月からクラフトビールを販売する。

Information

8月から新作「yes」を販売中。詳しくはHPをチェック(https://www.sonarbeer.com/