だしを利かせて健康的な食生活を 古来の食文化を伝承していきたい

創業49年目を迎える、かつお節やさば節、いわし節などの削りぶし製造・販売会社の2代目。父親が糖尿病を患っていたため、“だしで薄味”の家庭料理で育ちました。自身が家庭を持った後も「だしを利かせることで、必要以上の調味料を使わずに済む」と砂糖やみりんなどは、ほとんど使いません。

現在はコロナ禍で休止中ですが「だし文化を伝え、食生活を見直すきっかけにしてほしい」と、店頭や学校などで「だし教室」や「食育教室」を開催してきました。「乾物は先人の知恵が生んだ即席調味料の一つ。お湯さえあれば、すぐにうま味がいっぱいのだしが取れます」。この言葉通り、熊本地震の際は、避難所でカップにみそと花かつおを入れ、お湯を注いだ即席みそ汁を振る舞い、喜ばれました。「花かつおは、だしにも具材にもなります。家で食事をすることが多くなった今、お子さんと一緒に作ってみるのもいいと思います」

2月には、熊本地震で被災した自社工場を再建。「今後もだし文化を伝承し、健康維持のお手伝いをすることで地域に恩返ししたいです」

Time Schedule

6:30 起床、朝食
8:00 出社、掃除、朝礼
8:30 製造、打ち合わせなど
21:00 帰宅、夕食
24:30 就寝

林 豊子さん
1970年、熊本市生まれ。兵庫県立大学卒業後、同市内の経営コンサルティング会社に勤務。94年、家業の「山一」に入社。2003年、代表取締役に就任。夫と中学生の息子と暮らす。

Information

削りぶしのやまいち
https://www.net-yamaichi.com/