熊本地震から約4年半で店を再建 これからも益城町とともに

阿蘇ジャージー牛乳と新鮮な卵で作る「益城プリン」。滑らかな舌触りと上品な甘さ、軽やかな後味で人気のスイーツです。生みの親で、現在も毎日手作りしている矢野さん。「生クリームやバニラビーンズを使わず、牛乳と卵自体のおいしさを大切にしています」と話します。

熊本地震で県道28号沿いの店舗は全壊。調理器具で唯一無傷だったのが、プリンの製造で使っていたオーブンでした。それを見て「プリンでもう一度頑張ろう!」と決心。「益城町を知ってもらうきっかけの一つになればと、商品名を『おやつプリン』から『益城プリン』に変更しました」と振り返ります。

地震後、テクノ仮設団地内の仮店舗で営業を再開。以前と同じ場所で再建を目指すも、道路の4車線化などによりかなわず、今年9月、木山神宮のすぐ隣に新店舗が完成。「再建はゴールではなくスタート。明治の創業以来、店は地域のコミュニティーの場にもなっていました。新たな場所でも、町の復興を見守りつつ、地域の方に親しまれる店にしていきたいですね」

Time Schedule

3:00 起床
4:00 プリンの仕込み、開店準備
10:00 開店
19:00 閉店
19:30 帰宅、夕食
21:30 就寝

矢野 好治さん
1968年、熊本市生まれ。調理師専門学校を卒業後、飲食店やホテルなどで料理の腕を磨く。2010年より妻の実家が営む明治創業の「岡本商店」でプリンの販売をスタート。移動販売などにも取り組む。妻・長女と熊本市在住。

Information

サンリブシティくまなん、マルショク健軍店でも「益城プリン」を購入可能。移動販売の日時や出店先はSNSで発信中。