“楽しく食べる”を、楽しく伝える 頑張り過ぎない食育を提案

大学卒業後、病院や町の健康教室で管理栄養士として指導を行っていた松下さん。ある日、「調理方法や味付け、スプーンを替えても子どもが離乳食を食べてくれない」と悩むお母さんと会いました。「『ミルクを飲めるのなら、しばらく離乳食を休んでみては』とアドバイスすると、お母さんの表情がパッと明るくなった」と言います。後日、スプーンを使わず指で食べさせることを提案すると、「初めて一口食べてくれた」と喜びの声が届きました。この時、“頑張り過ぎない食育”の大切さを痛感。もっと多くの人に心と体の健康につながる栄養面のアドバイスをしたいと「けんこうアド」を立ち上げました。

「食育を極めるには、子どもたちの育ちも見守っていきたい」と保育士の資格も取得。保育現場にいると、子どもだけでなく、保護者も食を十分に楽しめていないことに気が付きました。「ママが笑顔でご飯を食べている姿を子どもに見せるだけで、愛情たっぷりの栄養になる」と話します。「楽しく食事ができるきっかけを、楽しく伝えていくことが私の使命だと思っています」

Time Schedule

6:30 起床、朝食準備
9:00 父をデイサービスに送る
10:30 健康教室
13:00 帰宅、昼食
14:00 事務処理
16:00 家事
17:00 父を迎えに、夕食準備
18:00 夕食
20:00 事務処理
23:30 就寝

松下 みゆきさん
1973年、熊本市生まれ。西九州大学を卒業後、熊本県内外の病院などで管理栄養士として勤務。2016年、日常生活を栄養面からサポートする「けんこうアド」を立ち上げ、健康教室や保育園の給食研究会、食育講演会で指導。熊本市内で父親と暮らす。

Information

幼児食コミュニティサイト「Healthy dish」に執筆中。幼児の栄養に関する相談も可。詳しくは「離乳食ヘルシーディッシュ」で検索。