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戦後初の三冠王 捲土重来を果たすまで【書店員おすすめの一冊】

砂まみれの名将 野村克也の1140日

砂まみれの名将 野村克也の1140日

著:加藤弘士
砂まみれの名将 野村克也の1140日

“村神”フィーバーに沸いた今年のプロ野球。熊本市出身のヤクルトスワローズ・村上宗隆選手が令和初そして平成生まれ初の「三冠王」に輝いた。

では、戦後初、昭和生まれ初の三冠王は誰かというと、この人、野村克也だ。「ボヤき」のイメージが強いが、実は4球団で監督を務め、リーグ優勝5回、日本一3回の実績を誇る名監督だ。また、自らの野球観や人生観を記した著書は80冊以上。今も野球ファンやビジネスマンのバイブルとして読み継がれている。 そんな野球界のエリートが一時期アマチュア・社会人野球に身を投じていた事実をご存じだろうか。家族の騒動によりプロ野球界を追われ、楽天イーグルスの監督として捲土重来を果たすまでの1140日を当時の番記者がつづった本書。「都落ち→日の当たらない場所で頑張る→見事復活」というストーリーが、平家に追われたのち、東国で力をつけ、鎌倉幕府を創設した源頼朝とかぶる。というわけで、大河ドラマファンにもお薦めします(無理がある?)。

紹介するのは

荒川 俊介さん
金龍堂 まるぶん店
荒川 俊介さん

『砂まみれ』といえば、子どもの頃、砂だらけのパンツを洗濯機に入れて壊した過去を思い出す…

記事内の情報は掲載当時のものです。記事の公開後に予告なく変更されることがあります。

砂まみれの名将 野村克也の1140日

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