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新年を気持ちよく迎えるために 衣類の整理収納の進め方

新年を気持ちよく迎えるために 衣類の整理収納の進め方

身の回りを整理して新年を気持ちよく迎えたいけれど、「捨てられない」「片付かない」と悩んでいる人も多いのでは。片付けの中で手を付けやすい衣類の整理について、「こんまり流片づけコンサルタント」の竹野りつこさんに聞きました。

目次

「残す」物を選び 理想の暮らしを!

年末は片付けへの関心が高まる時。「やらなければいけない」という気持ちから片付けることが目的になりがちですが、片付けはあくまで快適に暮らすための手段です。まずはゴールとなる「理想の暮らし」をイメージしましょう。

片付けは、(1)カテゴリー別に1カ所に集める(2)残す物を判断する(3)残す物は定位置を決めて収納する―の順で取り組みます。「こんまり流」では、残す判断が容易な衣類から手を付けることを勧めています。

1カ所に集めると物の総量に驚かされますが、残す物を選択すると3分の1〜4分の1程度に減らせる人が多いようです。収納するときに物の定位置を決めれば、使用後は元に戻すだけなので捜し物に費やす時間はなくなります。自分が選んだ好みの物に囲まれた理想の暮らしで新年を迎えませんか。

教えてくれたのは

こんまり流 片づけコンサルタント 竹野りつこさん
こんまり流 片づけコンサルタント
竹野りつこさん

「こんまり」こと、近藤麻理恵さん公認の片づけコンサルタント。個人レッスンやセミナーなどを行う。

衣類の片付けの流れ

以外にいっぱいあるのね…

(1) 集める

シーズンを問わず、家じゅうの衣類を1カ所に集めることからスタート。想像の2〜3倍の量になる人も少なくありません。総量に気付くことで、片付けへのモチベーションが生まれます。

ときめく?ときめかない?

(2)選ぶ

一つ一つを手に取り、「残す」か「手放す」かの判断をします。「ときめくかどうか」が基準になりますが、感覚をつかむのが難しい場合、「次のシーズンも着たいか」「着た時にうれしくなるか」といった観点でもOK。実際に着て判断するのもいいでしょう。ただし、自分以外の人の物は判断しないこと。家族の分であっても本人が選ぶことが重要です。

(3)畳む

衣類の収納法には「掛ける」と「畳む」があり、コンパクトに収納できる「畳む」収納がお勧めです。トップス、ボトムスを問わず畳んでしまいましょう。「畳んだ後に自立する直方体」になれば完成です。

トップスの基本の畳み方

[畳んだ後の収納]立てて並べて見やすく

色のグラデーションで分かりやすく!

手順(3)で畳んだ衣類は、トップスやボトムスなどカテゴリー別に引き出しの中に立てて収納します。重ねないので何がどこにあるか一目瞭然。上からの重みがないため畳みジワができにくいメリットも。色別に並べるとさらに気分が上がります。

[掛ける収納]裾の長さを右肩上がりに

右下の空いたスペースには小物類を収納すると◎

厚手のコートやジャケット、畳みにくくシワになりやすい衣類は「掛ける」収納に。量は無理なく動かせる9割が目安。掛ける際には丈の長さの順番に並べ、裾を右肩上がりになるようにすると見た目もスッキリします。

「こんまり流 片付け」5つのルール

理想の暮らしをイメージ

理想の暮らしをイメージし、片付けのゴール設定を。SNSで理想の部屋を検索したり、飾りたい絵や雑貨を探したりすると◎。

カテゴリー別に片付ける

場所別ではなく「カテゴリー別」に片付けるのが鉄則。全ての物を1カ所に集め、全体量を把握すると意欲が高まります。

判断は「ときめき」で

こんまり流では、物を手に取って直感的に気分が上がる「ときめく」感覚で残す判断をするのが最大の特徴。ときめかなければ感謝して手放します。

正しい順番で片付ける

片付けは衣類から着手し、本類→書類→小物→思い出の品(写真や手紙など)の順で進めましょう。自分の好みを把握しやすく、判断がしやすくなります。

定位置を決める

収納の際は、物の定位置を決めることが重要。定位置が決まれば使った後は戻すだけ。常に片付いた状態を保てます。

記事内の情報は掲載当時のものです。記事の公開後に予告なく変更されることがあります。

新年を気持ちよく迎えるために 衣類の整理収納の進め方

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この記事を書いた人

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