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普段から乳房を意識する生活を 気になる症状があれば早めに受診 なければ定期的に検診を【ドクターズメッセージ】

奥村 恭博 院長

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乳腺外科、内科、小児科

おくむら乳腺外科・内科クリニック

奥村 恭博 院長
─乳がんにかかる女性の数は増えているそうですね。

女性のがんの中で最も多いのが乳がんで、9人に1人がかかるといわれています。しかし早期に見つかれば生存率は高く、治癒は可能です。とにかく早期発見、早期治療がとても大切な病気です。

─日本人の乳がん患者が増えているのはどうしてですか。

食生活の欧米化やライフスタイルの変化で年々増加していると考えられています。また、出産経験のない人、初産年齢の高い人、授乳歴のない人などのリスクが高いことも分かっています。

─早期発見するために自分でできることはありますか。

自分の乳房の状態に日頃から関心を持ち、乳房を意識して生活することが良いと思います。そのことを「ブレスト・アウェアネス」といい、乳がんの早期発見・診断・治療につながる、女性にとって重要な生活習慣です。入浴や着替えの際、自身の乳房の状態を見たり触れたりすることで左右の大きさや形の違い、しこりなどの変化に気付くことができます。そして変化に気付いたら早く医療機関を受診します。とはいっても経験がなければ、しこりがどのようなものか分からないのも当然です。そのため、いつもと変化がないかどうかを大事にするといいでしょう。また、セルフチェックさえしていれば検診を受けなくてもいいというものではありません。40歳になったら定期的に乳がん検診を受けることが重要です。また検診で精密検査の必要がないと判定された場合でも、気になる自覚症状があれば放置せず、速やかに医療機関(乳腺外科)を受診してください。

店舗情報

おくむら乳腺外科・内科クリニック

住所〒860‐0831 中央区八王寺町36‐41
TEL096-379-3111
店舗ホームページ https://okumura-nyusen-naika.com/
営業時間9時〜13時、14時30分〜18時(水曜は14時30分〜18時、土曜は9時〜13時)
休業日水曜午前、土曜午後、日曜、祝日

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記事内の情報は掲載当時のものです。記事の公開後に予告なく変更されることがあります。

奥村 恭博 院長

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