梅雨時季の読み聞かせにピッタリ!雨の日が楽しくなる絵本【子育てラボ】
目次
雨の日でも楽しく過ごせる絵本
じめじめとした天気が続き、気分が沈みがちな梅雨の時季。そんな気分を吹き飛ばし、雨の日が待ち遠しくなるような絵本をNPO法人子育て支援ワーカーズ「ぺぺぺぺらん」の髙野和佳子さんに教えてもらいました。
読み聞かせのポイント
子どもに絵本を読んであげるときは、ゆっくり焦らず読みましょう。0〜2歳児の場合は目を見て語りかけるように読むのもポイントです。子どもにとって読み聞かせは、絵本の内容だけでなく保護者との温かい記憶として心に刻まれます。思春期に差しかかった子どもでも、絵本を読んであげることで情緒が安定します。親子のコミュニケーションを深めるツールとして読み聞かせはお勧めです。
『雨、あめ』
対象年齢(0歳〜小学生) 1540円(税込) 評論社
ピーター・スピアー/絵
クモの巣に光る雨の滴、水たまりに広がる波紋…。雨の日の楽しさ、美しさが描写された文字のない絵本です。「これは◯◯だね」と言葉を添えたり、一緒にお話を作ったりして、子どもの成長に合わせた想像力を高められます。
『あめ ぽぽぽ』
対象年齢(0〜2歳) 880円(税込) くもん出版
ひがし なおこ/作
きうち たつろう/絵
「ぽぽぽ」「さあさあ」「ぴとぴと」といったリズミカルな言葉で、日常の雨の日の様子がつづられています。子どもも大人も読んでいて心地よくなる、雨粒が語りかけてくるような1冊です。
『あめかな!』
対象年齢(0〜2歳) 880円(税込) 福音館書店
U.G.サトー/作・絵
雨の降り始めから天気が回復するまでを絵の具を使って表現している本です。色彩がきれいで赤ちゃんが好む擬音語がたくさん登場します。親子で絵や音を楽しみながら、いろいろな雨を感じましょう。
教えてくれたのは
NPO法人子育て支援 ワーカーズ「ぺぺぺぺらん」
髙野 和佳子さん
雨の日の楽しみ方を教えてくれる絵本はたくさんありますよ