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親子で決めておきたい 子どものお小遣いルールとは【子育てラボ】

親子で決めておきたい 子どものお小遣いルールとは 子育てラボ

目次

[VOL.524]知る・学ぶ

お年玉をもらう正月は、子どもがお金を身近に感じる機会。そこで、お金の教育の入り口となるお小遣いのルール作りについて紹介します。

[01]子どものお小遣いとは?

子どもがお金を工夫して使う方法を学ぶツールの一つです。試行錯誤しながら、子どもが自分で考えて限りあるお金の使い道を自分で決めることができるようになります。

[02]お小遣いを渡し始める年齢と金額の目安は?

家庭の事情はさまざまなので一概には言えませんが、学校で筆算を習う小学2年生くらいから渡し始めるのがお勧めです。小学生のお小遣いの平均相場は1カ月で500円~千円。使用目的を明確にすると金額を決めやすいです。

学校で筆算を習う小学2年生くらいから渡し始めるのがお勧め

[03]お小遣いのルールを決めよう!

お小遣いを渡すときは、(下表)最低限のルールを決めましょう。親が一方的にルールを押し付けるのではなく、親子で話し合ってお互いが納得できる内容にすることが大切です。

お小遣いを渡すときは、(下表)最低限のルールを決めましょう

お小遣いのルール

親子で決めておきたいこと

(1)お小遣いを何に使うのか
(2)いつ、どのように(定額制or報酬制)お小遣いを渡すのか
(3)途中でお小遣いがなくなったらどうするのか

子どもに守ってもらいたいこと

(1)お小遣い帳(入ったお金と使ったお金)を付け、次のお小遣い日に親に見せる
(2)友達にお金をあげたりおごったりしない
(3)親戚からお小遣いをもらった時は親に報告する

親が守るべきこと

(1)親が使い道を決めない
(2)子どもが使ったものに対して否定をしない

感想を述べたり買った理由を聞いたりするのはOK

徳村さんオススメ!「お小遣い契約書」を作ってみよう

親子でルールを決めたら契約書を作りましょう。一緒に隅々まで内容を確認し、お互いが納得したらそれぞれがサインします。契約書を作ることで、何か問題が起きてもその都度親子でルールの確認ができるだけでなく、契約書を読むことの大切さやサインの重みも子どもがイメージしやすくなります。

教えてくれたのは

消費者教育NPO法人 お金の学校くまもと 徳村 美佳さん
消費者教育NPO法人 お金の学校くまもと
徳村 美佳さん

お小遣いは最初にルールを作ることが大切です

記事内の情報は掲載当時のものです。記事の公開後に予告なく変更されることがあります。

親子で決めておきたい 子どものお小遣いルールとは 子育てラボ

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この記事を書いた人

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